ポケモンレート環境攻略日記

中堅ポケモンを従えて全力で環境上位ポケモンを倒しに行くブログです。

ポケモンサンムーン シングルレート S4(シーズン4) 2000達成構築 ポリクチバルジクイン

こんにちは。

今回はキノガッサの記事で予告していた通り、シーズン4の構築記事を書きたいと思います。

今回もQRレンタルチームとして公開いたします。記事を読んでいただいた方は是非お使い下さい。

S2、S3のチームと同様、メインロムにて公開しております。

 

さて、今回のコンセプトですが、

①6世代でほぼ全シーズン軸としてパーティにいたクチートを組み込みたい、また、もう一人の相棒枠であるバルジーナも入れたい

②環境にささっているトリルパを使ってみたい

③S2、S3の構築で使用したポケモンはできれば使わない(型違いですが結果的に1匹かぶったので若干やぶってますw)

④S1からの縛りルールを守る  縛りルール詳細は以下記事などにあります

ポケモンサンムーン シングルレート S3(シーズン3) 2000達成構築 タスバナプテラ - ポケモンレート環境攻略日記

 

というコンセプトの元、構築しました。机上論のみで組んでいきなりレートに潜る私の中ではいつものスタイルで対戦していましたので、苦戦を予想していたのですが、途中数回のパーティ変更ののちは比較的安定した戦績を残すことができました。

 

ではまず証拠画像から。

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S2、S3は2000到達以降対戦していなかったのですが、久しぶりに到達後に試合しました。上二つは2000到達直後、下の写真は最高レート時のものです。

今回の使用構築です

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型違いではあるもののギャラドスがS2とかぶっています。

では詳細を書いていきます。

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クチートクチートナイト

特性 いかく→ちからもち

性格 いじっぱり

努力値 H252 A244 S12

技 じゃれつく ほのおのキバ つるぎのまい ふいうち

 

今回のパーティのメインコンセプトで軸、メガクチートです。

 

技構成は、メインウエポンじゃれつくは攻撃範囲的にも申し分なく、確定。

 

ほのおのキバの枠がアイアンヘッドでしたが、鋼タイプが比較的辛いパーティであるため、ほのおのキバに変更いたしました。

アイアンヘッドは鋼タイプのウエポンという点より、命中安定という点が大きなメリットです。アイヘがあれば勝ててたという試合もありますが、そのほとんどはじゃれつくの命中が90であること(じゃれつくを外したため)によるものでした。大抵のフェアリーなど仮想敵にはじゃれつくで火力は十分です。

 

ふいうちはつるぎのまい1積でガブリアスを落とせないなど威力70に弱体化の弊害はあるものの、やはりクチートには欠かせないウエポンです。もちろんつるぎのまいも抜けないと思います。

 

Sラインはトリルパであるため、悩み、はじめは無振りでした。

しかし、相手のクチートが重いパーティで、クチートに対してトリルをしている余裕がなく、トリルのない場面での対面が多くあったため、同族意識で12振りの個体を採用しました。同じく同族のマリルリはSに割いている個体が多く、これによるS関係の変化はほとんどありません。

 

xyからの相棒枠で立ち回りはしやすかったですし、縛りルールのせいでいつも困る貴重な鋼枠ということで、構築の軸として使いやすかったです。ちなみにですがxyシーズン1からレートに連れて行っている個体です。

 

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ポリゴン2@しんかのきせき

特性 ダウンロード

性格 なまいき

努力値 H244 A68 B140 C4 D52

技 れいとうビーム からげんき トリックルーム じこさいせい

 

クチートの相方といえばこいつ。ポリゴン2です。

6世代ではトップメタであったため、敬遠しがちで、実際にレートで使用するのは初めてです(現在も上位に位置するポケモンですが…)。

 

型に関してはいわゆるテンプレのポリクチのポリゴン2とはかなりかけ離れた構成となっております。さすがにこれと同型のポリゴン2は現状存在しないのではないでしょうか。

 

まず、コンセプトであるトリックルームは確定。

 

続いて、じこさいせいですが、縛りパである以上比較的数値不足の傾向にあり、ゲッコウガなど弱点をついてくるトリッキーなアタッカーに弱いため、受けとしても使用するため、この技も組み込みました。また、トリルのターン調整のためにも有用で、それなりに役に立ちました。

 

れいとうビームは数の多いボーマンダランドロスに対する役割を持たせるため採用。

 

最後の1コマはからげんきを採用しています。

最大の仮想敵はウルガモスです。パーティ単位で重かったため、対策を仕込みました。

ダウンロードのAアップ込み無振りウルガモスが約90%の乱数2発です。テテフも無振りなら73.4%の乱数2発で倒せます。

おんがえしでない理由ですが

①ポリゴン2は状態異常技を誘いやすいポケモンである。

②仮想敵のウルガモスほのおのからだがあり、おんがえしでは役割を遂行できない可能性がある

③おんがえしはなつき依存のため、ロム移動が面倒

④レンタルチームではおんがえしは使い物にならない

という感じです。上二つはまともな理由なので③④はスルーしてくださいw

 

努力値ですが

HB 特化ミミッキュのA2upZじゃれつく確定耐え

HD 特化カプ・テテフのフィールド下サイコキネシス2耐え

  特化ウルガモスのC1upZだいもんじ確定耐え

A   A1upで無振りウルガモスをからげんきで高乱数2発

C   余り

ということでこのわけのわからない努力値になりました。

調整してみて思いましたがやはり数値おばけです。調整が非常に簡単でした。

 

 

7月18追記

シーズン終盤のガルーラの急増(私の体感です)、アタッカーミミッキュの対策という意味で、ポリゴンの構成をレンタルチームでは変更いたしました。

特性 ダウンロード

性格 しんちょう

努力値 H244 A68 B140 D52 S6

技 イカサマ からげんき トリックルーム じこさいせい

この構成のほうが環境に適応しやすいと思います。

(変更点 技れいび→イカサマ、性格S下降→C下降、端数の努力値C振り→S振りです)

 

 

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ギガイアス@こだわりハチマキ

特性 がんじょう

性格 いじっぱり

努力値 H244 A252 B12 

技 ロックブラスト じしん アイアンヘッド だいばくはつ

 

並び順通りの紹介ですので、3番目ですが、構築で最後に入ってきたポケモンです。

オニゴーリ対策記事で紹介した型なのですが、当初オニゴーリ対策というよりは、初手でのリザードンXY、ミミッキュカプ・テテフに比較的強いポケモンはいないか?と思っていたところひらめきました。役割的にはS3のプテラに近いです。プテラのほうが汎用性は高いですが、メガ枠を消費します。

 

技構成は、メインはミミッキュオニゴーリビビヨンなど対策が難しいポケモンの対策ができるロックブラスト。

 

正直他技はそれほど使用機会はありませんが、

相性補完の優秀なじしん

テテフ、ミミッキュに強い命中安定のアイアンヘッド(この2匹にはヘビボンのほうがはいりますが、よほど耐久に長けた振りをしていない限り確定1です)

最高火力のだいばくはつ

です。

他にはストーンエッジあたりが選択肢になります。

1700あたりから使用し、その後すぐに1900まで到達しました。選出率はそれほど高くないですが、補完役として重要です。

 

性格とS個体値はトリル下で運用の可能性を考えると下げるのももちろんありです。しかしこの差が対戦結果に影響したと思われる試合は今のところないので、どちらでもいい気もします。

 

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ギャラドス@ひこうZ

特性 いかく

性格 いじっぱり

努力値 H36 A252 B4 D4 S212

技 たきのぼり とびはねる ちょうはつ りゅうのまい

 

炎の一貫性を消したい、受けループに強いポケモンが欲しい、Z技持ちが欲しいとの要望に応えてくれたのがこのひこうZギャラドスです。

 

努力値はいろいろ考慮した結果、S2のメガギャラと同じになりました。

 

ひこうZは、相手の役割破壊に特化したギャラドスと考えています。この技がなければ後出しが比較的しやすいフシギバナナットレイをあっさり突破して、相手のサイクル破壊が狙えます。

 

弱点としては、挑発までいれると2ウエポンになってしまいますが、とびはねるは2ターンかかる技であるため、Zなしでは使いにくいことです。残りのウエポンは比較的通りのいい水物理のたきのぼりにすることでZ消費後も比較的使いやすいと思います。もちろん、りゅうのまい+3ウエポンといった構成もありだと思います。

 

選出率も高く、非常に活躍してくれました。

 

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ニドクイン@いのちのたま

性格 ひかえめ

特性 ちからずく

努力値 H236 C252 D20

技 ヘドロウェーブ だいちのちから かえんほうしゃ れいとうビーム

 

ちからずく+いのちのたまの仕様?でたまの反動を受けない上、C139×1.3×1.3で実質C実数234(種族値でいうと特化160族相当)でノーリスクで幅広いタイプの攻撃を放てます。

 

この後に紹介するバルジーナを含めてやたら重そうに見える(実際重いです)電気対策枠。主にKPの高いカプ・コケコを最大の役割対象としています。

 

相手が交代際に万が一カプZを打ってきた場合でも、めざパ地面か氷がなければ耐えて返り討ちにしてしまうほどコケコには強いです(威力80のくさむすびで最高乱数を引かれたら倒されてしまいますが)。 

 

基本的には相手がよく選出してくる電気タイプの電気技に対して後出しします。

相手は交代を強いられますが、ニドクインの他のウエポンに全て安定して後出しできるポケモンはラッキーなど一部のポケモンくらいです(ないですがきあいだまがあればポリ2やカビゴンすら仮想敵です)

特に、コケコの場合、だいちのちからとヘドウェでは確定1、他2ウエポンでも確定2発なので、基本は交代読み攻撃をして相手が引いてこなければコケコを倒すという役割遂行、引いてきたら交代先を葬れサイクルで大幅にアドをとれます。

与ダメージですが

れいとうビーム 補正ありHD252メガボーマンダ 確定1発

        H244 D188チョッキランドロス(フィールド下テテフのサイキネ2耐え)

        37.5%乱数1発

かえんほうしゃ 補正ありHD252メガハッサム 確定1

        H252テッカグヤ  確定2発

など、ヘドウェやだいちのちからへの耐性のあるポケモンたちを倒すのに十分の火力があります。

 

タイプもフェアリー環境に刺さる毒タイプと汎用性の高い地面タイプで、優秀です。テテフに弱く見えて良く選出されますが、トリル下でSを逆転させると、H252テテフでも確定1発で、チョッキと襷以外のテテフは仮想敵にできます。

 

技候補は前述したきあいだまなどがあります。火炎放射との選択と思いますが、命中難なのがやはり懸念材料で、私は採用していません。ハッサムテッカグヤに弱くなる一方、カビゴンやポリゴン2に強くなります。ギャラドスなどを警戒したいなら10まんボルトもあります。

 

努力値はHCベースですが、Dに20割くことで、D>Bとなり、ダウンロード対策ができます。C252は特に、H252メガフシギバナをヘドウェで高乱数2発で倒せるなど、火力確保のため必須と考えています。

 

ニドクインでサイクル崩壊させて勝利した試合は非常に多く、選出率も1位か2位、このパーティのMVPともいえるかもしれません。

 

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バルジーナゴツゴツメット

特性 ぼうじん

性格 ずぶとい

努力値 H252 B244 S12

技 イカサマ どくどく ちょうはつ はねやすめ

 

S1の構築でも入っていた個体です。努力値や技は変更していません。

やはりバルジーナはこの型が強いと思っています。

 

フェアリー環境の逆風がありますが、このパーティはクチートギガイアスがテテフやミミッキュに強く、ポリ2のトリルサポートがあるとさらに強くなり、これらのポケモンが比較的重くないので、採用しつつ戦績を残すことができました。

 

やはり仮想敵はキノガッサがメインですが、他にバシャーモギャラドスといった大型アタッカーに強いです。ポリクチはバシャを呼ぶのでその意味でも相性はいいです。

 

ニドクインと比較的相性補完が良く、サイクルを回すことを想定しています。パーティ名もこれに起因しています。相手に電気がいる場合でバルジを選出するときはほぼ100%ニドクインと同時選出しています。

 

が、少し残念なことに実際にはギャラ+ニドクインで選出することのほうが多く、恐らく選出率はギアイアスと同等で低いです。しかしやはり選出試合では強く、ギガイアス同様穴埋め枠として非常に重要なポケモンです。

 

では選出パターン紹介です。私も今後も使うパーティですが、いつもより少し詳しく紹介します。

 

基本選出です。

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一応基本選出とは言ったものの、S2、S3のパーティに比較して、これといった基本選出がないパーティです。

どの選出をしても比較的機能しやすいパーティだと思っています。

一番よく使用したのがこの選出で、単純にこちらの高スペック、高火力を押し付ける選出ですね。

トリルパなのに恐らくポリゴンの選出率が4位という不思議なパーティです。

この選出の場合、初手ギャラドスでいくことが多いです。挑発で相手の起点要因に強い、クチートを先に出さないので、メガをある程度意識させられるといった点が主な理由です。

3匹すべてにサイクルを崩壊させるポテンシャルがあるので、試合時間も比較的短くなりやすいのもメリットと言えるかと思います。

 

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こちらも比較的よく使う選出で、トリル展開を基本とした選出です。ニドクインバルジーナ対策のためか、呼びやすい相手のテテフなどをメタる選出にもなっています。

 

地面の一貫性が辛いですが、そこは数値おばけのポリゴン2にカバーしてもらいます。じこさいせいが活きます。逆に言うと火力強化のある地面タイプには非常に弱いので、選出する場合には注意が必要です。

 

ニドクインのSは78、クチートは50と、どちらも中途半端(特にニドクイン)なので、トリルをするかどうか、じこさいせいも利用したターンコントロールをどうするかが勝負を分けます。

 

ニドクインの枠などにギガイアスを入れることもあります。役割は前述のとおりで、初手での運用が多いです。

 

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ギャラドスを軸とした選出パターンです。

やはり電気や岩が辛いため、ニドクインで補完します。

ニドクインでサイクル崩壊が達成できれば良いですが、できなかった場合、相性のいい回復技持ちの交代先としてバルジーナを加えます。

テテフやミミッキュなどが辛い選出なので、そこは注意して選出してください。しかし、バシャーモなどポリクチがややきついポケモンに強かったりと、選出勝ちできれば非常に優位に立ち回れます。

ニドクインを活かす立ち回りができるかが勝負を分けることが多いです。

 

 

他にも選出パターンはありますので、是非使って選出パターンは考えてみて下さい。

 

重いポケモンもやはりいくらかはいます。ニドクインで対処できない電気、水ロトムなどが筆頭でしょうか。主にポリゴン2での対処になりますが、ミトムがいるとポリゴン2の選出が強要されてしまうのが辛いところです。

 

QRレンタルは以下URLより使用できます。是非お使い下さい。

https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-C640-438B

 

 

今回の記事は以上です。来シーズンの構築をどうしようか悩んでいますが、面白そうな軸が見つかれば新構築をつくるつもりではいます。が、すこし忙しくなりそうなので新構築はお休みするかもしれません。 

 

長文失礼しました。

質問などは気軽にどうぞ。

 

以下はS2以降での2000達成構築記事です。QRレンタルも記事内で紹介してます。たまにレートで使いますがどれも現環境でも機能しますのでよろしければお使い下さい。

写真の下のURLから各記事にいけます。

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S2使用構築 SMギャラドスタン 最上段

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/02/16/231257

S3使用構築 タスバナプテラ 中段

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/05/07/193857

S4使用構築 ポリクチバルジクイン 下段

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/07/17/025918