ポケモン剣盾(ソードシールド) シリーズ2 シーズン2使用縛りあり構築 突撃ニンフサイクル(最高127位)
みなさんお久しぶりです。TNしゅうと申します。
サンムーン初期からシーズン4までの期間、継続して構築を中心として記事を書いてきましたが、環境が落ち着いてあまり変化がなくなったことと、使ってみたいパーティのネタが切れ気味だったため、その後はポケモンを離れていました。(USUMはやってましたが比較的短期間で飽きてしまいました)
いつもはレート2000を目安に記事を書いていましたが、今回はレートがないため、どの程度で記事を書くか悩みましたが、3桁上位程度の成績は出せましたので、紹介できればと思います。(レート表示は切実に復活してほしいです)
来てくださってる方はほとんど初めて私の記事を見ていらっしゃると思うので、少し説明しますと、6世代以降以下の縛りで構築を組んでいます。ブログを始めたのは7世代からですが…。
以下、縛りルールです。
①準伝説使用禁止
②600族とそれに準ずる高種族値のポケモン(ギルガルド)使用禁止
③見た目があまり好きではないポケモン使用禁止(マンムーやジバコイルなど)
④催眠、混乱使用禁止(毒、麻痺、火傷は使用します)
⑤一撃必殺技使用禁止
⑥運要素を重視した戦術禁止(オニゴーリ、てんめぐキッスのエアスラ、パルのしるしでの怯みなど)
単純に私が強いと思っている戦法を封じているだけです。これを守ると自然とある程度人と違う構築をつくることができるので、是非試してみてください。(勧誘してますが誰も賛同してくれません…)
縛りルールの変更はないですが、環境変化により7世代とは様相が異なります。
まず、追い風なのは①の準伝説がそもそもいないことです。高種族値を相手にする機会が少なくなるのは楽ではあります。
逆に、④催眠に関してはあくびの使用も不可なので、ダイマックスターン枯らしの立ち回りが難しくなります。⑥はゴーリの弱体化はありますが、キッスはかなり強い環境な
ので、有利とも不利とも言えないですね(きょううんピントレンズキッスも使用不可です)
では、前置きが長くなりましたが構築の紹介です。
以下使用構築と、最高順位時の証拠です(パーティとレートが同時に見れる写真がとれなくなったのが残念ですね)
持ち物 とつげきチョッキ
特性 フェアリースキン
性格 ひかえめ
努力値 H252 B4 C164 D4 S84
技 ハイパーボイス マジカルフレイム サイコショック でんこうせっか
結果的に構築の軸になりましたが、二番目に採用が決まったポケモンです。
タイプ相性上フェアリーが欲しいと思いましたが、恐らくKP最上位になると思われたミミッキュじゃ面白くないと思い、組み込んでみました。
ニンフィアのポテンシャルをあくびなしで最大限活かせる持ち物をと考えて持たせたチョッキがダイマックスとかみ合い、予想以上の活躍をしてくれました。
役割はドラゴンの一貫を消しサイクルを円滑にすることはもちろんですが、種族値とチョッキによる異常なまでの特殊耐久で、相手が特殊なら相性が悪くても無理やり1体くらいは落としてくれます。
例として、一番多かったと思われる特殊ダイマックスアタッカーのトゲキッスを仮想します。
トゲキッス相手に不利対面をしてしまい、ニンフィアをわるだくみに合わせて出し、次ターンに同時にダイマックスした場合を想定します。
つまり、
補正なしc252ランク+2トゲキッスのダイジェットが、ダイマックスニンフィアに対してのダメージですが
112~133(27.7~32.9%)確定4発
ハイパーボイスベースのダイフェアリー与ダメージはH4振り想定で
91~108(28.2~33.5)乱数3発
となり、順当に打ち合えばダイマックスが切れたターンでせっか圏内になることがほとんどです(急所は知りません)
キッスがわるだくみを積んでこなければマジカルフレイムでCを下げて、相手のダイマックスを枯らしてしまうこともできます。
このように特殊方面は圧倒的ですが、たまに見かけるきょううんキッスにはわるだくみされるときついので注意が必要です。
選出率は1位、74%でパーティ名の通り構築の軸です。
アーマーガア
持ち物 フィラのみ
特性 ミラーアーマー
性格 わんぱく
努力値 H252 A4 B196 D4 S52
技 ブレイブバード てっぺき ちょうはつ はねやすめ
このパーティの当初の軸です。見た目のかっこよさに惹かれました。
みなさんご存じの通り、強力なポケモンではありますが、技が豊富で型は非常に悩みました。
役割は物理を受けることです。しかし、8世代環境で受け出しはダイマックス想定になるので、数値上かなり厳しく、受け出し想定ではてっぺきと混乱実が受けきるために必須と思われ、てっぺきとはねやすめ、持ち物が確定。
攻撃技は無効にならずダイジェでSを上げられるブレイブバードできまり、ラストの枠はボディプレスと悩み、汎用性の高いちょうはつを選択しました。
相手によっては1体で詰ませるポテンシャルがありますが、警戒が強くやや出しにくい印象でした。結果的にほぼ一般的な型なので詳細は省きます。選出率は6位。33%。
ロトム(カットフォルム)
持ち物 オボンのみ
特性 ふゆう
性格 ひかえめ
努力値 H220 B4 C220 D4 S60
初期に多かったと思われる、アーマーガア、ヌオー、ドヒドイデ、サニーゴ等のサイクルパを倒すために召集したポケモンです。
バンギラスも重めで、また、同族意識である程度Sに割く必要もあると思われたため、準速バンギラス抜きまでSに振っています。
メインのほうでんは、ダイマックスすると10万ボルトと同威力で、バーティ単位で状態異常技がないことも含めて、10万ボルトより優先度が高いと思われたため採用。
リーフストームは草技の選択肢がないため、確定。
残りはサイクル潰しの要件を満たすわるだくみ、サイクルを円滑にするボルトチェンジで4枠が決まりました。
あくのはどうは同族等に打ちたい場面はありましたが、ボルトチェンジを抜いてまで採用する必要はないと判断しました。ガルドにボルチェンを入れてニンフィアに引く動きなどでボルチェンはよく使用しました。
使用してみると遅いサイクルに選出する場面もありましたが、パワーウイップを使えるようになったギャラドスに相性上比較的強い点で優位をとれ、ギャラドスを処理してもらう場面も多かったです。他ロトムに比べキッスが重いですが、このパーティにはニンフィアがいるのでそれほどきになりませんでした。選出率は4位。43%。
持ち物 きあいのたすき
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 A252 B4 S252
技 つららばり ロックブラスト からをやぶる こおりのつぶて
ギャラドスやトゲキッス、パッチラゴン、ドラパルト等の大型アタッカーの対策要員として採用しました。
性格はもちろん、からやぶ後で最速スカーフサザンドラを抜けるようきもありですが、火力不足になりがちなので、またサザンドラはニンフィアで安定処理できるため、いじっぱりにしています。
打ちもらした相手をつぶてで処理する場面も多く、比較的選出機会も多かったです。
こちらも一般的な型なので詳細は省きます。選出率2位。61%。
持ち物 こだわりスカーフ
特性 いかく
性格 いじっぱり
努力値 H4 A252 S252
アイアントがあまりに重く、処理できる炎技を使え、かつSの早いポケモンということで採用しました。他にSを上げてくる大型アタッカー対策も兼ねてます。
はじめはリザードンでしたが、バンギラスドリュウズあたりが重くなりすぎたため、変更しています。
努力値は最速スカーフヒヒダルマと最低でも同速勝負するためにS252。A252は火力面ではこれでも足りない程度です。耐久に振る理由も薄いため、この形になりました。
メインのフレアドライブはコンセプトでもあり、確定
げきりんはウオノラゴン、パッチラゴン、ドラパルトへの打点として採用しました。
げきりんはじゃれつくとの選択でずが、単純に威力、命中で優れる点と、ダイマックス技にしたときのAダウンを理由に採用してます。
しんそくやおにびも欲しいところですが、他の技を抜いてまで採用する理由がなかったため、この構成になっています。選出率は6位。31%
持ち物 いのちのたま
性格 いじっぱり
特性 すいすい
努力値 H4 A244 B4 D4 S252
技 アクアブレイク じしん パワーウイップ とびはねる
あまりに重いエースバーンや、ヒートロトムの対策として採用しています。
また、ボルチェンの一貫性を消す貴重な地面枠です。
パーティ唯一のダイマックス前提のエースで、選出時にはほぼダイマックスで使用していました。
はじめは特殊ゲロゲを採用しておりましたが、増加傾向のカビゴンが重すぎたため、物理に変更しています。
このパーティは純粋なサイクルパというよりは、いわゆる積みサイクルに近いパーティですが、ガマゲロゲはダイマックス前提なので、こいつを選出した場合、立ち回りが変わります。
積みサイクルは一般に、サイクルを回しながら、刺さっている1匹で積む機会をうかがい、全抜きを目指す構築ですが、ガマゲロゲを出すとこいつで積む(ダイマックスを切る)ことが必然的に決まるため、対面構築に近い立ち回りになります。
裏にはダイマックスを切らなくても相手によりダイマックスを倒せるポテンシャルのあるニンフィアやパルシェンの選出機会が多かったです。選出率3位。57%。
メンバー紹介は以上です。
基本選出はニンフィア、アーマーガア、ロトムのつもりで構築していましたが、変更を繰り返すうちにゲロゲ等の選出機会も多く、あまり決まった基本選出はないパーティになりました。
選出パターン
ニンフィア アーマーガア @1
ニンフィアとアーマーガアの補完の優秀さを活かしたサイクル選出です。受けまわしながらパルシェンなどエースの積む機会をうかがいます。
ニンフガアの辛いパッチラゴンやアイアント、ヒヒダルマあたりがいないパーティには最も安定します。
相手にアイアント、パッチラゴン、ヒヒダルマあたりがいる場合、多用する選出パターンです。
アイアントやダルマを初手で選出されることが多いパーティなので、そこにウインディを合わせます。
ダイマックスはゲロゲに切らせたいですが、このパターンではウインディやニンフィアに切らせることも多いです。
相手のパーティにガマゲロゲを一撃で倒しに来る草技もちが少ないことが前提となりますが、初手でゲロゲで相手を崩す選出パターンです。
この場合、サイクルというよりは対面構築で、ゲロゲで1体半もっていき、二体目に大抵受けるために相手はダイマックスを切ってくるので、そこをニンフまたはパルでもっていき、2体1の状況をつくるのが理想的な展開です。ゲロゲが仕事できればかなり有利に展開できます。
しかし、ミミッキュのウッドハンマー、キッスの草結び、ギャラのパワーウイップなど警戒すべきポケモンが多く、そこが難点となります。
よく使用したのはこの3パターンだと思います。カットムはギャラや鈍足サイクル、ガルドを意識するパターンで選出していました。当初予定していたニンフガアと組むパターンや、パルとニンフと組んで積みサイクル選出のパターンがありました。
レンタルパーティは写真の通り公開済みですので、少しでも興味持たれた方は使用してみて下さい。
長文失礼しました。