ポケモン剣盾(ソードシールド) シングルバトル シリーズ3 シーズン4 使用氷統一縛り構築 戦慄スタン (最高739位 最終1617位)
こんにちは
TNしゅうと申します。過去作から縛りパでシングルバトルを楽しんでいます。
今シーズンはやっと自分らしいパーティが作れましたので、記事にしたいと思います。
シーズン2、3の構築も記事にしてますので、宜しければご覧ください。
1か月で構築しないといけない疲労から昨シーズンで疲れてしまい、今シーズン序盤は全くポケモンに触れておらず、16日ころに初めてランクマッチをスタートしました。
今回の構築ですが、今シーズンはキョダイラプラス解禁のシーズンで、使いたいと思っていたので、これを軸にしようかと考えました。完成に至った経緯ですが
キョダイラプラス使いたい!
→使うなら初手でキョダイセンリツからつなぐ形だよね
→それならシーズン3みたいな対面がつよくね?
→でも普通にガチパ組んでもつまんないよなあ
→いっそのこと統一パにするか?
→氷タイプなら前シーズン試行錯誤段階で使ったツンベアーとか、パルシェン、ダルマもいるし氷統一にするか?
→補完でクレベース入れてみよう。あとはモスノウ、コオリッポあたり?
という流れで組み、最後のモスノウorコオリッポの枠がロトムになって完成しました。
努力値、技構成等は構築段階で微調整してます。
始めは適当に組んだパーティでしたが、高い勝率と成績を少ない試合数ですが残せたので記事にすることにしました。以下はシーズン3の構築ですが、この対面構築の使い方がベースになったパーティです。
ではパーティ紹介です。
最高順位は3月28日に記録しています。
三桁到達までの勝率では恐らく自己ベストです。正直氷統一でここまでこれるとは思いませんでしたw
いつもの縛りも継続しているので、ぜったいれいどやあくびの使用は禁止、そのほかマンムー、オニゴーリ等一部ポケモンの使用も禁止です。縛りルールは以下記事に詳細がありますのでご覧ください。
ではメンバー紹介です
持ち物 ひかりのねんど
特性 ちょすい
性格 ひかえめ
努力値 H140 B28 C236 D4 S100
パーティのメインコンセプトであり、軸。好きなポケモンでなじみもあり、昔からよく使用しています(こんなこと言うと逆にうそっぽいですが)。
まず、キョダイセンリツのポテンシャルを活かすにはと思い、持ち物はひかりのねんどに設定。
性格、努力値は氷統一でとてもサイクルは回せないため、相手に受けきられることは少なくしたいので、Cに大きく割き、Sはなぜか結構出された準速ドサイドン抜き、耐久はガラルヒヒダルマのごりむちゅうはちまきばかぢから確定耐えまでです。
Hは16n-1調整になっています。
技構成はキョダイセンリツの最高火力を出せるふぶき、みがわり貫通できる水技うたかたのアリア、ダイサンダーであくび対策でき、雨との相性もいいかみなり、水タイプにつよくなり命中安定のフリーズドライです。
こおりのつぶても欲しいですが、初手でダイマックスほぼ確実にするので、今回は不採用です。
基本的に安定した強さでした。選出率は恐らく二位。
持ち物 じゃくてんほけん
特性 ゆきかき
性格 ようき
努力値 H36 A236 S236
技 つららおとし かわらわり じゃれつく あなをほる
シーズン3で構想段階で使用していて、手ごたえはあったものの、メンバーバランスの都合上構想から外れたポケモンです。
もちものはダイマックスでの耐久アップと相性のいいじゃくほ、とくせいはゆきかきでSを上げるダイマックスエースです。
ラプラスとの選択での選出で、ラプラスが重いパッチラゴン等がいる場合、あるいはラプラスを受けに来るカビゴン等を重く見る場合に選出します。
努力値はH16n-1まで耐久に割いてます。無振りでは耐久の不足する場面が少しあったためです。ラプラスと同じ理由でAには必要、Sは下げたくないですが、ゆきかきで最速ドラパや1up最速ギャラドス抜きまでふっています。
技構成はメインウエポンのつららばり、ダイマ時Aupができ、切れてからは壁破壊できるかわらわり、ダイフェアリーで状態異常対策のできるじゃれつく、ダイアースでドヒドやガルド対策とDupができるあなをほるです。
ダイフェアリーの状態異常対策は読まれにくく、また相手の警戒も薄めのポケモンでわりと刺さって3タテした試合もあります。選出率は4位くらいと思われます。
持ち物 こだわりはちまき
特性 ごりむちゅう
性格 ようき
努力値 H4 A252 S252
技 つららおとし フレアドぱるライブ じしん ばかぢから
シーズン3と同様のはちまきだるま。しかし、Sに補正をかける仲間はいません。
はじめはいじっぱりで使用していましたが、かなり呼ぶドリュウズの最速に抜かれ負けた試合があり、警戒してようきに変更しました。
メインのつららおとしは確定。フレアドライブは主にアーマーガア対策、じしんはドヒドイデ等対策、そしてカビゴン対策のばかぢからです。
止めに来るサイクル潰し要員で、言うまでもなく高いポテンシャルを誇ります。選出率は恐らく5位です。
持ち物 きあいのたすき
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 H6 A252 S252
技 つららばり ロックブラスト からをやぶる こおりのつぶて
こちらもテンプレのポケモンで説明不要ですね。
シーズン2でも使用したポケモンです。
壁と相性のいい積みポケモンで氷タイプで、採用しない理由はありません。
ただし、氷統一なので、呼びやすい水ロトムやドヒドイデ、ギルガルド等に止められてしまうことは警戒しないといけません。逆にいなければ積極的に選出します。
先制技のつぶての火力が欲しかったので物理ですが、ハイドロポンプが欲しい場面もあり(主にガルド対策)、特殊型も一考の余地があります。
選出率は恐らく3位。
持ち物 ゴツゴツメット
特性 がんじょう
性格 わんぱく
努力値 H244 B236 S28
物理アタッカーの多い環境に刺さる物理受けとして採用しました。
物理方面の耐久は圧倒的で、多くの一致弱点クラスも問題なく受けられる耐久を誇ります。
持ち物のゴツメは、ミミッキュ等こちらから有効打のない相手への打点になり、役割遂行に役立つため採用。特性は一撃必殺対策にも便利ながんじょうで決まりです。物理への役割を確実に遂行するため努力値はほぼ耐久ぶっぱですが、4振りカビゴンを抜いておくと便利で役割遂行しやすくなったのでSに少し割いています。
唯一の通常攻撃技ボディプレスはB依存火力が上がるので、クレベースとの相性は最高。これによりカビゴンやナットレイを容易に突破できます。
鉄壁は火力と耐久を同時に倍にできる技で必須。じこさいせいも役割遂行に必須となり、最後一コマで悩みましたが、がんじょうと相性のいいミラーコートを採用しております。
物理なら壁なしでもほぼ止めることができ、壁ありならさらに圧倒的な安定感になります。ミラーコートが決まり勝った試合も多く、気が付くとパーティの中心になっていました。
選出率は文句なしの1位です。
持ち物 オボンのみ
特性 ふゆう
性格 ひかえめ
努力値 H252 C196 S60
技 ほうでん ふぶき わるだくみ おにび
潜り始めたころからほぼ5匹で戦っていたため、最後の1枠として入れたポケモンです。
重くなりがちなギルガルドやアーマーガアに強い特殊アタッカーが欲しかったので、氷タイプでこれに該当する唯一のポケモンでした。
基本はラプラスのセンリツから入り、壁下でわるだくみを積むことを理想の展開と考えています。
もちものオボンのみは積む機会確保のため採用。努力値は耐久を上げるためH252、Sは準速バンギラス抜きや、Sに薄いことの多い同族意識で60、残りをCです。
技は、麻痺を狙える命中安定のほうでん、唯一の氷ウエポンのふぶき、積み技わるだくみ、そして物理に強くなるおにびです。
出すとそこそこ活躍しましたが、やや出番は少なめで選出率は6位でした。
メンバー紹介は以上です。最後に基本選出の紹介です。
初手はラプラスで、キョダイセンリツを使いつつ相手の頭数を減らし、クレベースとパルシェンでそれぞれ1対1交換以上を狙います。
どちらも持ち物と特性で行動保証があり、技も優秀なので、大抵仕事をしてくれます。特にクレベースは物理は受けて特殊はミラコで対応できますので、非常に器用です。
しかし、お気づきとおもいますが、ステルスロックをまかれると特殊に対して完全に機能停止してしまいますので、ステロがきそうな場合は他メンバーの選出を考えて下さい(氷統一なので他メンバーもステロに弱いですが…)。
幸いステロ要員としてメジャーなカバルドンは氷弱点ということもありほぼきません(結局1試合も選出されませんでした)。
総合的には、氷統一である程度結果を残せるとは思ってなかったので満足です。
しかし、ぜったいれいどを打ちたい場面は多いですね。縛りが首をしめています。
上記写真の通りパーティ公開しているので、少しでも興味を持った方は是非使用してみて下さい。
次の構築は恐らく剣盾のアップデート後になるのではないかと思います。長文失礼しました。
ポケモン剣盾(ソードシールド) シングルバトル シリーズ2 シーズン3 使用構築 クマドリスタン (最終3桁)
こんにちは
TNしゅうと申します。過去作からずっと縛りパで構築を組んでポケモンを楽しんでいます。今シーズンも完全新構築をつくりましたので、よろしければ見て行ってください。
残念なのは時間が厳しいことです。1シーズン1か月しかないので、構築を組んで試す余裕はなかなかありません。最終日一日で9000位から850位まで上げた際使用した構築ですので、高いポテンシャルを感じております(このパーティでの勝率は8割程度あります)。
また、シーズン2でサイクルにつかれてしまったので、使いやすそうな構築というのも意識して構築しました。おそらく過去作も含めて過去に私が使ったパーティで最も扱いが簡単です。初心者の方にも是非お勧めしたい構築なので、試してみて下さい。
縛り詳細については、以下記事をご覧ください。
今回はこれに加え、シーズン2で使用した構築は使用しないこと、また、繰り返しになりますが、初心者でも使いやすい構築にすることを意識しました。
では構築紹介にいきます。
今回の使用構築と最終日終了1分前の戦績、最終順位です。
続いてメンバー紹介です。
タチフサグマ
持ち物 かえんだま
特性 こんじょう
性格 いじっぱり
努力値 H12 A244 S252
技 はたきおとす からげんき ほのおのパンチ かみなりパンチ
ダイマックス要員の1匹目です。
基本的に初手選出し、相手をかき乱すのが仕事です。
立ち回りはメンバー紹介の後にしますが、ドリュウズとの選択での選出となります。
基本的に初手でダイマックスします。特にアーマーガア等の物理受けは処理が遅れると詰みにつながるので、迷わずダイバーンを選択してください。
ただし、やけど時はからげんきのほうがダイアタックより火力が出るので、Sで勝っており、かつ火力のない相手に対してははたきおとすやからげんきを選択するのもありです(カバルドン等)。
以下で紹介するドリュウズはダメージレースでは非常に強いのですが、サイクルを回してくるカバルドンやアーマーガア等に弱いのと、あくび等の状態異常に弱いので、そこを同時に見れるポケモンとして採用しています。
Sは準速でちょうど最速ギャラドス抜きになっており、相手のパーティのSによってはイージーウィンが狙えます。2手目でミミッキュがくるとややつらいのが使っていて一番の弱点かと思います。
技は壁対策やダイマ時の積みに使えるかわらわりが欲しい場面もありますが、
かばをむりやり突破する、またダイアタックでSを下げるからげんき
一貫性がどりやすく負荷をかけやすい悪技(はたきおとす)
ドヒドイデやギャラドス、ミロカロス等を倒すためのかみなりパンチ
アーマーガアやナットレイを倒すためのほのおのパンチ
この4つがどれも抜けないので、入れるスペースがありません。
格闘技にさえ注意すれば抜群の安定感でした。選出率は恐らく50%程度です。
持ち物 じゃくてんほけん
特性 すなかき
性格 いじっぱり
努力値 H44 A132 B204 D116 S12
ダイマックス要員2匹目です。
こちらも基本初手選出でダイマックス前提です。
努力値は悩みましたが、Sは最低でもすなかきで1up最速ギャラドス抜きが必要と思います。そして、初手は後攻で受けてじゃくほを発動させたいので、それを考慮した調整です。
耐久はいのちのたまギャラドスのダイストリーム耐えかつめがね水ロトムのハイドロポンプ耐えを実現したかったこと、それに加え16n-1調整を考慮した結果、耐久値が理論上最高になるH=B+Dと耐久面で差がなかったので、この調整になっています。
カバルドンやカビゴン、アーマーガア、ナットレイ、ヌオーあたりがきついので、いないパーティでは積極的に選出して初手ダイロックをします(Sを上げるためなので相性上良くなくても基本打ちます)。
ダイロックやダイアースは耐久もあがるので、ダイマが切れた後でじゃくほが機能することもわりとあります。
ささるパーティ相手の突破力はすさまじく、3タテを達成した試合も多いです。
タチフサグマとの選択なので、こちらも50%程度の選出率です。
持ち物 きあいのたすき
特性 いたずらごころ
性格 おくびょう
努力値 C252 D6 S252
技 ムーンフォース みがわり がむしゃら おいかぜ
二番手要員の1匹目。
タチフサグマとドリュウズが1匹倒し、ダイマックスを相手が切ったところで出すことになるポケモンです(もちろん、ダイマックスを切らせることができていない場合もあります)。
たすきとみがわりはアンチシナジーに見えますが、襷発動からおいかぜがむしゃらの流れと、ダイマックスターンを身代わりで消費させる流れのどちらも必要な場面があり、この構成になりました。
努力値はCに振ることで火力を補っていますが、これが役に立つことも多く、必要と思われます。
基本的に裏のヒヒダルマにつなぐために、ダイマターンを消費させつつおいかぜして退場を目指します。
持ち物 こだわりハチマキ
特性 ごりむちゅう
性格 いじっぱり
努力値 H6 A252 S252
技 つららおとし フレアドライブ じしん ばかぢから
エルフーンとセットのフィニッシャーです。
おいかぜ下の対面性能が高い高火力ポケモンが必要と思い、採用にいたりました(最終日に育成しています)。
ウオノラゴン等も選択肢ですが、ダルマはSが95と比較的早く、準速で最速ギャラドスの上をとれる(おいかぜ下で2up最速ギャラドスの上をとれる)のと、技範囲の広さが魅力的です。
A特化+こだわりはちまき+ごりむちゅうの火力はすさまじく、まともに受けは成立しないのは周知の事実かと思います。
技構成は、メインはれいとうパンチとの選択ですが、相手が二匹以上残っている場面で打つ必要があることも多く、ひるみで無理やり受けを突破する場面もあると思われたため、つららおとしを採用しています。
フレアドライブとじしんはアーマーガアやドヒドイデ等への打点で必要と判断し、最後1枠で悩みましたが、パーティー単位で重いカビゴン対策のため、ばかぢからを採用しました(実際これのおかげで勝てた試合もあります)。
試合時間が長くなりがちな耐久系サイクルをあっさり倒せ、気持ちよくポケモンを楽しめるのでそこが最大の魅力です。選出率はエルフーンと並んで恐らく1位です。
持ち物 リリバのみ(鋼半減実)
特性 ばけのかわ
性格 ゆうかん
努力値 H252 A252 B4
技 じゃれつく かげうち のろい トリックルーム
見た目が好きなので採用したかったですが、シーズン序盤はトップメタになるのは目に見えていたので使いたくなかったポケモンです。そろそろ使ってもいいかなとw
こちらもエルフーンと選択の2番手要員です。
シーズン開始時の構想時点で、相手のダイマックスエースをトリルで切り返したら強いんじゃないかと思い、最も安定したトリル要員(と思われる)として採用しました。
基本的に役割はエルフーンと同様で、相手のダイマックスをトリルで切り返して、裏のドサイドンにつなぎます。
技構成はコンセプトのトリル、ドラゴンへの打点のじゃれつく、耐久ポケ対策と自主退場技ののろいまでは確定かと思われました。
最後の1枠で悩み、みがわりを採用していた時期もありました(ダイマックスターン枯らしに使います)。
しかし、パーティ単位で先制技がないので、エースの打ち漏らしを処理するためのかげうちの必要性が高く、かげうちで落ち着いています。
持ち物はドリュウズ等を相手に無理やりトリルするための鋼半減実です。ドリュ相手には怯まないことを祈りましょう。
Sはトリル下で上をとるため最遅個体です。
持ち物 いのちのたま
特性 ハードロック
性格 ゆうかん
努力値 H228 A252 D28
技 ロックブラスト じしん ほのおのパンチ がんせきほう
ミミッキュとセットのフィニッシャーです。
7世代でも使用した好きなポケモンで、採用したいと思っていましたが、トリル下での起用が最適と思われるポケモンです。
他に、ダイオウドウやクワガノンも組み込んでみた時期がありましたが、タイプ一致技の範囲や火力不足感が否めず、結局ドサイドンのみが残りました。
岩技はみがわりやばけのかわ対策のロックブラスト、安定のメインウエポンじしん、そしてラス1に対して最高火力を出せるがんせきほう(確実に最後一体で使うため、起点になる心配がない場面が多いです)までは確定。ラスト1枠でなやみました。
使用機会は少ないですが、ナットレイ等への打点として結局ほのおのパンチを採用しましたが、つるぎのまい等もありと思われます。
ミミッキュと同様、最遅個体です。
メンバー紹介は以上です。
以下選出等についてです。
選出パターンが非常にわかりやすいパーティとなっております。
の4パターンのみ、しかも初手はドリュウズかタチフサグマ、そしてダイマックスするタイミングも基本初手でいいので、悩む要素が少なく、思考が複雑化しやすいダイマックス環境でもわかりやすいパーティです。
さらに対面構築仕様のパーティで、交代という選択肢は基本的にはとらないので、初心者にもわかりやすいと思います。
タチフサグマorドリュウズの選択は前述の通りなので、ダルマとドサイドンどちらをエースに選択するかの話をここでしたいと思います。
まず考えるのは、それぞれの技範囲です。
ドサイドンはギャラドスやトゲキッスなどには安定した仕事ができますが、カビゴンやアーマーガア等は原則厳しく、突破困難と考えていいです。
一方、ヒヒダルマは素の火力が高いので、不一致技でも火力が出で技範囲は十分です。
また、おいかぜがなくてもそこそこの範囲の上がとれます。しかし、パーティの性質上、相手の2匹を1匹で相手にする必要がある場面が多く、拘っていて技が一つしか出せない以上、そのときの立ち回りが難しくなることがあります。
そしてそれぞれとセットの起点要員ですが、
ミミッキュは、トリルで切り返すので、ダイジェットエースやメタモン等、Sを上げてくる相手にはかなり刺さり、ターンも5ターンと比較的余裕がある一方、自分より遅い相手が種族値上多く、トリルしてからのろいや攻撃技を打つタイミングがないことが多いのが弱点です。
エルフーンはみがわりによりダイマックス枯らしやがむしゃらでの削りは優秀ですが、おいかぜでSを上げるため、ダイジェット等Sを上げてくるパーティには弱く、ターンも4ターンで比較的シビアです。
総合的には基本エルフーン+ダルマが無難と思われます。この辺の細かい選出に関してはどうしても感覚的なところがあるので、実際に使ってもらえるといいかと思います。
今回の記事は以上です。試合時間が短時間で済み、ストレスも少ない構築で初心者にも使いやすいいい構築になったと思います。
長文失礼しました。
ポケモン剣盾(ソードシールド) シリーズ2 シーズン2使用縛りあり構築 突撃ニンフサイクル(最高127位)
みなさんお久しぶりです。TNしゅうと申します。
サンムーン初期からシーズン4までの期間、継続して構築を中心として記事を書いてきましたが、環境が落ち着いてあまり変化がなくなったことと、使ってみたいパーティのネタが切れ気味だったため、その後はポケモンを離れていました。(USUMはやってましたが比較的短期間で飽きてしまいました)
いつもはレート2000を目安に記事を書いていましたが、今回はレートがないため、どの程度で記事を書くか悩みましたが、3桁上位程度の成績は出せましたので、紹介できればと思います。(レート表示は切実に復活してほしいです)
来てくださってる方はほとんど初めて私の記事を見ていらっしゃると思うので、少し説明しますと、6世代以降以下の縛りで構築を組んでいます。ブログを始めたのは7世代からですが…。
以下、縛りルールです。
①準伝説使用禁止
②600族とそれに準ずる高種族値のポケモン(ギルガルド)使用禁止
③見た目があまり好きではないポケモン使用禁止(マンムーやジバコイルなど)
④催眠、混乱使用禁止(毒、麻痺、火傷は使用します)
⑤一撃必殺技使用禁止
⑥運要素を重視した戦術禁止(オニゴーリ、てんめぐキッスのエアスラ、パルのしるしでの怯みなど)
単純に私が強いと思っている戦法を封じているだけです。これを守ると自然とある程度人と違う構築をつくることができるので、是非試してみてください。(勧誘してますが誰も賛同してくれません…)
縛りルールの変更はないですが、環境変化により7世代とは様相が異なります。
まず、追い風なのは①の準伝説がそもそもいないことです。高種族値を相手にする機会が少なくなるのは楽ではあります。
逆に、④催眠に関してはあくびの使用も不可なので、ダイマックスターン枯らしの立ち回りが難しくなります。⑥はゴーリの弱体化はありますが、キッスはかなり強い環境な
ので、有利とも不利とも言えないですね(きょううんピントレンズキッスも使用不可です)
では、前置きが長くなりましたが構築の紹介です。
以下使用構築と、最高順位時の証拠です(パーティとレートが同時に見れる写真がとれなくなったのが残念ですね)
持ち物 とつげきチョッキ
特性 フェアリースキン
性格 ひかえめ
努力値 H252 B4 C164 D4 S84
技 ハイパーボイス マジカルフレイム サイコショック でんこうせっか
結果的に構築の軸になりましたが、二番目に採用が決まったポケモンです。
タイプ相性上フェアリーが欲しいと思いましたが、恐らくKP最上位になると思われたミミッキュじゃ面白くないと思い、組み込んでみました。
ニンフィアのポテンシャルをあくびなしで最大限活かせる持ち物をと考えて持たせたチョッキがダイマックスとかみ合い、予想以上の活躍をしてくれました。
役割はドラゴンの一貫を消しサイクルを円滑にすることはもちろんですが、種族値とチョッキによる異常なまでの特殊耐久で、相手が特殊なら相性が悪くても無理やり1体くらいは落としてくれます。
例として、一番多かったと思われる特殊ダイマックスアタッカーのトゲキッスを仮想します。
トゲキッス相手に不利対面をしてしまい、ニンフィアをわるだくみに合わせて出し、次ターンに同時にダイマックスした場合を想定します。
つまり、
補正なしc252ランク+2トゲキッスのダイジェットが、ダイマックスニンフィアに対してのダメージですが
112~133(27.7~32.9%)確定4発
ハイパーボイスベースのダイフェアリー与ダメージはH4振り想定で
91~108(28.2~33.5)乱数3発
となり、順当に打ち合えばダイマックスが切れたターンでせっか圏内になることがほとんどです(急所は知りません)
キッスがわるだくみを積んでこなければマジカルフレイムでCを下げて、相手のダイマックスを枯らしてしまうこともできます。
このように特殊方面は圧倒的ですが、たまに見かけるきょううんキッスにはわるだくみされるときついので注意が必要です。
選出率は1位、74%でパーティ名の通り構築の軸です。
アーマーガア
持ち物 フィラのみ
特性 ミラーアーマー
性格 わんぱく
努力値 H252 A4 B196 D4 S52
技 ブレイブバード てっぺき ちょうはつ はねやすめ
このパーティの当初の軸です。見た目のかっこよさに惹かれました。
みなさんご存じの通り、強力なポケモンではありますが、技が豊富で型は非常に悩みました。
役割は物理を受けることです。しかし、8世代環境で受け出しはダイマックス想定になるので、数値上かなり厳しく、受け出し想定ではてっぺきと混乱実が受けきるために必須と思われ、てっぺきとはねやすめ、持ち物が確定。
攻撃技は無効にならずダイジェでSを上げられるブレイブバードできまり、ラストの枠はボディプレスと悩み、汎用性の高いちょうはつを選択しました。
相手によっては1体で詰ませるポテンシャルがありますが、警戒が強くやや出しにくい印象でした。結果的にほぼ一般的な型なので詳細は省きます。選出率は6位。33%。
ロトム(カットフォルム)
持ち物 オボンのみ
特性 ふゆう
性格 ひかえめ
努力値 H220 B4 C220 D4 S60
初期に多かったと思われる、アーマーガア、ヌオー、ドヒドイデ、サニーゴ等のサイクルパを倒すために召集したポケモンです。
バンギラスも重めで、また、同族意識である程度Sに割く必要もあると思われたため、準速バンギラス抜きまでSに振っています。
メインのほうでんは、ダイマックスすると10万ボルトと同威力で、バーティ単位で状態異常技がないことも含めて、10万ボルトより優先度が高いと思われたため採用。
リーフストームは草技の選択肢がないため、確定。
残りはサイクル潰しの要件を満たすわるだくみ、サイクルを円滑にするボルトチェンジで4枠が決まりました。
あくのはどうは同族等に打ちたい場面はありましたが、ボルトチェンジを抜いてまで採用する必要はないと判断しました。ガルドにボルチェンを入れてニンフィアに引く動きなどでボルチェンはよく使用しました。
使用してみると遅いサイクルに選出する場面もありましたが、パワーウイップを使えるようになったギャラドスに相性上比較的強い点で優位をとれ、ギャラドスを処理してもらう場面も多かったです。他ロトムに比べキッスが重いですが、このパーティにはニンフィアがいるのでそれほどきになりませんでした。選出率は4位。43%。
持ち物 きあいのたすき
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 A252 B4 S252
技 つららばり ロックブラスト からをやぶる こおりのつぶて
ギャラドスやトゲキッス、パッチラゴン、ドラパルト等の大型アタッカーの対策要員として採用しました。
性格はもちろん、からやぶ後で最速スカーフサザンドラを抜けるようきもありですが、火力不足になりがちなので、またサザンドラはニンフィアで安定処理できるため、いじっぱりにしています。
打ちもらした相手をつぶてで処理する場面も多く、比較的選出機会も多かったです。
こちらも一般的な型なので詳細は省きます。選出率2位。61%。
持ち物 こだわりスカーフ
特性 いかく
性格 いじっぱり
努力値 H4 A252 S252
アイアントがあまりに重く、処理できる炎技を使え、かつSの早いポケモンということで採用しました。他にSを上げてくる大型アタッカー対策も兼ねてます。
はじめはリザードンでしたが、バンギラスドリュウズあたりが重くなりすぎたため、変更しています。
努力値は最速スカーフヒヒダルマと最低でも同速勝負するためにS252。A252は火力面ではこれでも足りない程度です。耐久に振る理由も薄いため、この形になりました。
メインのフレアドライブはコンセプトでもあり、確定
げきりんはウオノラゴン、パッチラゴン、ドラパルトへの打点として採用しました。
げきりんはじゃれつくとの選択でずが、単純に威力、命中で優れる点と、ダイマックス技にしたときのAダウンを理由に採用してます。
しんそくやおにびも欲しいところですが、他の技を抜いてまで採用する理由がなかったため、この構成になっています。選出率は6位。31%
持ち物 いのちのたま
性格 いじっぱり
特性 すいすい
努力値 H4 A244 B4 D4 S252
技 アクアブレイク じしん パワーウイップ とびはねる
あまりに重いエースバーンや、ヒートロトムの対策として採用しています。
また、ボルチェンの一貫性を消す貴重な地面枠です。
パーティ唯一のダイマックス前提のエースで、選出時にはほぼダイマックスで使用していました。
はじめは特殊ゲロゲを採用しておりましたが、増加傾向のカビゴンが重すぎたため、物理に変更しています。
このパーティは純粋なサイクルパというよりは、いわゆる積みサイクルに近いパーティですが、ガマゲロゲはダイマックス前提なので、こいつを選出した場合、立ち回りが変わります。
積みサイクルは一般に、サイクルを回しながら、刺さっている1匹で積む機会をうかがい、全抜きを目指す構築ですが、ガマゲロゲを出すとこいつで積む(ダイマックスを切る)ことが必然的に決まるため、対面構築に近い立ち回りになります。
裏にはダイマックスを切らなくても相手によりダイマックスを倒せるポテンシャルのあるニンフィアやパルシェンの選出機会が多かったです。選出率3位。57%。
メンバー紹介は以上です。
基本選出はニンフィア、アーマーガア、ロトムのつもりで構築していましたが、変更を繰り返すうちにゲロゲ等の選出機会も多く、あまり決まった基本選出はないパーティになりました。
選出パターン
ニンフィア アーマーガア @1
ニンフィアとアーマーガアの補完の優秀さを活かしたサイクル選出です。受けまわしながらパルシェンなどエースの積む機会をうかがいます。
ニンフガアの辛いパッチラゴンやアイアント、ヒヒダルマあたりがいないパーティには最も安定します。
相手にアイアント、パッチラゴン、ヒヒダルマあたりがいる場合、多用する選出パターンです。
アイアントやダルマを初手で選出されることが多いパーティなので、そこにウインディを合わせます。
ダイマックスはゲロゲに切らせたいですが、このパターンではウインディやニンフィアに切らせることも多いです。
相手のパーティにガマゲロゲを一撃で倒しに来る草技もちが少ないことが前提となりますが、初手でゲロゲで相手を崩す選出パターンです。
この場合、サイクルというよりは対面構築で、ゲロゲで1体半もっていき、二体目に大抵受けるために相手はダイマックスを切ってくるので、そこをニンフまたはパルでもっていき、2体1の状況をつくるのが理想的な展開です。ゲロゲが仕事できればかなり有利に展開できます。
しかし、ミミッキュのウッドハンマー、キッスの草結び、ギャラのパワーウイップなど警戒すべきポケモンが多く、そこが難点となります。
よく使用したのはこの3パターンだと思います。カットムはギャラや鈍足サイクル、ガルドを意識するパターンで選出していました。当初予定していたニンフガアと組むパターンや、パルとニンフと組んで積みサイクル選出のパターンがありました。
レンタルパーティは写真の通り公開済みですので、少しでも興味持たれた方は使用してみて下さい。
長文失礼しました。
ポケモンサンムーン シングルレート S4(シーズン4) 2000達成構築 ポリクチバルジクイン
こんにちは。
今回はキノガッサの記事で予告していた通り、シーズン4の構築記事を書きたいと思います。
今回もQRレンタルチームとして公開いたします。記事を読んでいただいた方は是非お使い下さい。
S2、S3のチームと同様、メインロムにて公開しております。
さて、今回のコンセプトですが、
①6世代でほぼ全シーズン軸としてパーティにいたクチートを組み込みたい、また、もう一人の相棒枠であるバルジーナも入れたい
②環境にささっているトリルパを使ってみたい
③S2、S3の構築で使用したポケモンはできれば使わない(型違いですが結果的に1匹かぶったので若干やぶってますw)
④S1からの縛りルールを守る 縛りルール詳細は以下記事などにあります
ポケモンサンムーン シングルレート S3(シーズン3) 2000達成構築 タスバナプテラ - ポケモンレート環境攻略日記
というコンセプトの元、構築しました。机上論のみで組んでいきなりレートに潜る私の中ではいつものスタイルで対戦していましたので、苦戦を予想していたのですが、途中数回のパーティ変更ののちは比較的安定した戦績を残すことができました。
ではまず証拠画像から。
S2、S3は2000到達以降対戦していなかったのですが、久しぶりに到達後に試合しました。上二つは2000到達直後、下の写真は最高レート時のものです。
今回の使用構築です
では詳細を書いていきます。
特性 いかく→ちからもち
性格 いじっぱり
努力値 H252 A244 S12
技 じゃれつく ほのおのキバ つるぎのまい ふいうち
今回のパーティのメインコンセプトで軸、メガクチートです。
技構成は、メインウエポンじゃれつくは攻撃範囲的にも申し分なく、確定。
ほのおのキバの枠がアイアンヘッドでしたが、鋼タイプが比較的辛いパーティであるため、ほのおのキバに変更いたしました。
アイアンヘッドは鋼タイプのウエポンという点より、命中安定という点が大きなメリットです。アイヘがあれば勝ててたという試合もありますが、そのほとんどはじゃれつくの命中が90であること(じゃれつくを外したため)によるものでした。大抵のフェアリーなど仮想敵にはじゃれつくで火力は十分です。
ふいうちはつるぎのまい1積でガブリアスを落とせないなど威力70に弱体化の弊害はあるものの、やはりクチートには欠かせないウエポンです。もちろんつるぎのまいも抜けないと思います。
Sラインはトリルパであるため、悩み、はじめは無振りでした。
しかし、相手のクチートが重いパーティで、クチートに対してトリルをしている余裕がなく、トリルのない場面での対面が多くあったため、同族意識で12振りの個体を採用しました。同じく同族のマリルリはSに割いている個体が多く、これによるS関係の変化はほとんどありません。
xyからの相棒枠で立ち回りはしやすかったですし、縛りルールのせいでいつも困る貴重な鋼枠ということで、構築の軸として使いやすかったです。ちなみにですがxyシーズン1からレートに連れて行っている個体です。
ポリゴン2@しんかのきせき
特性 ダウンロード
性格 なまいき
努力値 H244 A68 B140 C4 D52
技 れいとうビーム からげんき トリックルーム じこさいせい
クチートの相方といえばこいつ。ポリゴン2です。
6世代ではトップメタであったため、敬遠しがちで、実際にレートで使用するのは初めてです(現在も上位に位置するポケモンですが…)。
型に関してはいわゆるテンプレのポリクチのポリゴン2とはかなりかけ離れた構成となっております。さすがにこれと同型のポリゴン2は現状存在しないのではないでしょうか。
まず、コンセプトであるトリックルームは確定。
続いて、じこさいせいですが、縛りパである以上比較的数値不足の傾向にあり、ゲッコウガなど弱点をついてくるトリッキーなアタッカーに弱いため、受けとしても使用するため、この技も組み込みました。また、トリルのターン調整のためにも有用で、それなりに役に立ちました。
れいとうビームは数の多いボーマンダやランドロスに対する役割を持たせるため採用。
最後の1コマはからげんきを採用しています。
最大の仮想敵はウルガモスです。パーティ単位で重かったため、対策を仕込みました。
ダウンロードのAアップ込み無振りウルガモスが約90%の乱数2発です。テテフも無振りなら73.4%の乱数2発で倒せます。
おんがえしでない理由ですが
①ポリゴン2は状態異常技を誘いやすいポケモンである。
②仮想敵のウルガモスがほのおのからだがあり、おんがえしでは役割を遂行できない可能性がある
③おんがえしはなつき依存のため、ロム移動が面倒
④レンタルチームではおんがえしは使い物にならない
という感じです。上二つはまともな理由なので③④はスルーしてくださいw
努力値ですが
HB 特化ミミッキュのA2upZじゃれつく確定耐え
A A1upで無振りウルガモスをからげんきで高乱数2発
C 余り
ということでこのわけのわからない努力値になりました。
調整してみて思いましたがやはり数値おばけです。調整が非常に簡単でした。
7月18追記
シーズン終盤のガルーラの急増(私の体感です)、アタッカーミミッキュの対策という意味で、ポリゴンの構成をレンタルチームでは変更いたしました。
特性 ダウンロード
性格 しんちょう
努力値 H244 A68 B140 D52 S6
この構成のほうが環境に適応しやすいと思います。
(変更点 技れいび→イカサマ、性格S下降→C下降、端数の努力値C振り→S振りです)
ギガイアス@こだわりハチマキ
特性 がんじょう
性格 いじっぱり
努力値 H244 A252 B12
技 ロックブラスト じしん アイアンヘッド だいばくはつ
並び順通りの紹介ですので、3番目ですが、構築で最後に入ってきたポケモンです。
オニゴーリ対策記事で紹介した型なのですが、当初オニゴーリ対策というよりは、初手でのリザードンXY、ミミッキュ、カプ・テテフに比較的強いポケモンはいないか?と思っていたところひらめきました。役割的にはS3のプテラに近いです。プテラのほうが汎用性は高いですが、メガ枠を消費します。
技構成は、メインはミミッキュ、オニゴーリ、ビビヨンなど対策が難しいポケモンの対策ができるロックブラスト。
正直他技はそれほど使用機会はありませんが、
相性補完の優秀なじしん
テテフ、ミミッキュに強い命中安定のアイアンヘッド(この2匹にはヘビボンのほうがはいりますが、よほど耐久に長けた振りをしていない限り確定1です)
最高火力のだいばくはつ
です。
他にはストーンエッジあたりが選択肢になります。
1700あたりから使用し、その後すぐに1900まで到達しました。選出率はそれほど高くないですが、補完役として重要です。
性格とS個体値はトリル下で運用の可能性を考えると下げるのももちろんありです。しかしこの差が対戦結果に影響したと思われる試合は今のところないので、どちらでもいい気もします。
ギャラドス@ひこうZ
特性 いかく
性格 いじっぱり
努力値 H36 A252 B4 D4 S212
炎の一貫性を消したい、受けループに強いポケモンが欲しい、Z技持ちが欲しいとの要望に応えてくれたのがこのひこうZギャラドスです。
努力値はいろいろ考慮した結果、S2のメガギャラと同じになりました。
ひこうZは、相手の役割破壊に特化したギャラドスと考えています。この技がなければ後出しが比較的しやすいフシギバナやナットレイをあっさり突破して、相手のサイクル破壊が狙えます。
弱点としては、挑発までいれると2ウエポンになってしまいますが、とびはねるは2ターンかかる技であるため、Zなしでは使いにくいことです。残りのウエポンは比較的通りのいい水物理のたきのぼりにすることでZ消費後も比較的使いやすいと思います。もちろん、りゅうのまい+3ウエポンといった構成もありだと思います。
選出率も高く、非常に活躍してくれました。
ニドクイン@いのちのたま
性格 ひかえめ
特性 ちからずく
努力値 H236 C252 D20
技 ヘドロウェーブ だいちのちから かえんほうしゃ れいとうビーム
ちからずく+いのちのたまの仕様?でたまの反動を受けない上、C139×1.3×1.3で実質C実数234(種族値でいうと特化160族相当)でノーリスクで幅広いタイプの攻撃を放てます。
この後に紹介するバルジーナを含めてやたら重そうに見える(実際重いです)電気対策枠。主にKPの高いカプ・コケコを最大の役割対象としています。
相手が交代際に万が一カプZを打ってきた場合でも、めざパ地面か氷がなければ耐えて返り討ちにしてしまうほどコケコには強いです(威力80のくさむすびで最高乱数を引かれたら倒されてしまいますが)。
基本的には相手がよく選出してくる電気タイプの電気技に対して後出しします。
相手は交代を強いられますが、ニドクインの他のウエポンに全て安定して後出しできるポケモンはラッキーなど一部のポケモンくらいです(ないですがきあいだまがあればポリ2やカビゴンすら仮想敵です)
特に、コケコの場合、だいちのちからとヘドウェでは確定1、他2ウエポンでも確定2発なので、基本は交代読み攻撃をして相手が引いてこなければコケコを倒すという役割遂行、引いてきたら交代先を葬れサイクルで大幅にアドをとれます。
与ダメージですが
H244 D188チョッキランドロス(フィールド下テテフのサイキネ2耐え)
37.5%乱数1発
H252テッカグヤ 確定2発
など、ヘドウェやだいちのちからへの耐性のあるポケモンたちを倒すのに十分の火力があります。
タイプもフェアリー環境に刺さる毒タイプと汎用性の高い地面タイプで、優秀です。テテフに弱く見えて良く選出されますが、トリル下でSを逆転させると、H252テテフでも確定1発で、チョッキと襷以外のテテフは仮想敵にできます。
技候補は前述したきあいだまなどがあります。火炎放射との選択と思いますが、命中難なのがやはり懸念材料で、私は採用していません。ハッサムやテッカグヤに弱くなる一方、カビゴンやポリゴン2に強くなります。ギャラドスなどを警戒したいなら10まんボルトもあります。
努力値はHCベースですが、Dに20割くことで、D>Bとなり、ダウンロード対策ができます。C252は特に、H252メガフシギバナをヘドウェで高乱数2発で倒せるなど、火力確保のため必須と考えています。
ニドクインでサイクル崩壊させて勝利した試合は非常に多く、選出率も1位か2位、このパーティのMVPともいえるかもしれません。
特性 ぼうじん
性格 ずぶとい
努力値 H252 B244 S12
技 イカサマ どくどく ちょうはつ はねやすめ
S1の構築でも入っていた個体です。努力値や技は変更していません。
やはりバルジーナはこの型が強いと思っています。
フェアリー環境の逆風がありますが、このパーティはクチートやギガイアスがテテフやミミッキュに強く、ポリ2のトリルサポートがあるとさらに強くなり、これらのポケモンが比較的重くないので、採用しつつ戦績を残すことができました。
やはり仮想敵はキノガッサがメインですが、他にバシャーモやギャラドスといった大型アタッカーに強いです。ポリクチはバシャを呼ぶのでその意味でも相性はいいです。
ニドクインと比較的相性補完が良く、サイクルを回すことを想定しています。パーティ名もこれに起因しています。相手に電気がいる場合でバルジを選出するときはほぼ100%ニドクインと同時選出しています。
が、少し残念なことに実際にはギャラ+ニドクインで選出することのほうが多く、恐らく選出率はギアイアスと同等で低いです。しかしやはり選出試合では強く、ギガイアス同様穴埋め枠として非常に重要なポケモンです。
では選出パターン紹介です。私も今後も使うパーティですが、いつもより少し詳しく紹介します。
基本選出です。
一応基本選出とは言ったものの、S2、S3のパーティに比較して、これといった基本選出がないパーティです。
どの選出をしても比較的機能しやすいパーティだと思っています。
一番よく使用したのがこの選出で、単純にこちらの高スペック、高火力を押し付ける選出ですね。
トリルパなのに恐らくポリゴンの選出率が4位という不思議なパーティです。
この選出の場合、初手ギャラドスでいくことが多いです。挑発で相手の起点要因に強い、クチートを先に出さないので、メガをある程度意識させられるといった点が主な理由です。
3匹すべてにサイクルを崩壊させるポテンシャルがあるので、試合時間も比較的短くなりやすいのもメリットと言えるかと思います。
こちらも比較的よく使う選出で、トリル展開を基本とした選出です。ニドクインやバルジーナ対策のためか、呼びやすい相手のテテフなどをメタる選出にもなっています。
地面の一貫性が辛いですが、そこは数値おばけのポリゴン2にカバーしてもらいます。じこさいせいが活きます。逆に言うと火力強化のある地面タイプには非常に弱いので、選出する場合には注意が必要です。
ニドクインのSは78、クチートは50と、どちらも中途半端(特にニドクイン)なので、トリルをするかどうか、じこさいせいも利用したターンコントロールをどうするかが勝負を分けます。
ニドクインの枠などにギガイアスを入れることもあります。役割は前述のとおりで、初手での運用が多いです。
ギャラドスを軸とした選出パターンです。
やはり電気や岩が辛いため、ニドクインで補完します。
ニドクインでサイクル崩壊が達成できれば良いですが、できなかった場合、相性のいい回復技持ちの交代先としてバルジーナを加えます。
テテフやミミッキュなどが辛い選出なので、そこは注意して選出してください。しかし、バシャーモなどポリクチがややきついポケモンに強かったりと、選出勝ちできれば非常に優位に立ち回れます。
ニドクインを活かす立ち回りができるかが勝負を分けることが多いです。
他にも選出パターンはありますので、是非使って選出パターンは考えてみて下さい。
重いポケモンもやはりいくらかはいます。ニドクインで対処できない電気、水ロトムなどが筆頭でしょうか。主にポリゴン2での対処になりますが、ミトムがいるとポリゴン2の選出が強要されてしまうのが辛いところです。
QRレンタルは以下URLより使用できます。是非お使い下さい。
https://3ds.pokemon-gl.com/rentalteam/BT-C640-438B
今回の記事は以上です。来シーズンの構築をどうしようか悩んでいますが、面白そうな軸が見つかれば新構築をつくるつもりではいます。が、すこし忙しくなりそうなので新構築はお休みするかもしれません。
長文失礼しました。
質問などは気軽にどうぞ。
以下はS2以降での2000達成構築記事です。QRレンタルも記事内で紹介してます。たまにレートで使いますがどれも現環境でも機能しますのでよろしければお使い下さい。
写真の下のURLから各記事にいけます。
S2使用構築 SMギャラドスタン 最上段
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/02/16/231257
S3使用構築 タスバナプテラ 中段
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/05/07/193857
S4使用構築 ポリクチバルジクイン 下段
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/07/17/025918
キノガッサの型と対策 環境上位ポケ攻略講座 ポケモンサンムーン
こんにちは。
一か月ぶりくらいの記事になります。対策記事はこれで5つめです。
シングルレートシーズン4も新規のパーティでレート潜っていましたが、予想以上に順調にレート2000を達成しましたので、記事を書くことを思い立ちました。構築記事は今シーズン中には書くつもりです。
さて、今回対策が難しいポケモンとして注目したのはこのポケモンです。
3世代で初登場したキノガッサですね。その後特性の追加など強化があり、5世代で個体数ピーク(推定)を迎え、6世代でとくせいぼうじんの強化、ぼうじんゴーグル追加や草タイプに粉技無効、眠りの仕様変更など露骨なまでの弱体化を受けたものの、いまだに環境上位に位置するポケモンです。
シーズン2では個体数はそれほど多くはなかったものの、シーズンが変わるにつれて個体数を徐々に増やし、不穏な動きを見せています。
では、キノガッサの基本性能です。
種族値 60 130 80 60 60 70
タイプ くさ かくとう
特性 ほうし ポイズンヒール テクニシャン
基本性能で特筆すべきは特性とA種族値130ですね。
その他はいたって平凡なのですが、キノガッサにはほかのポケモンと決定的に差別化できる技、きのこのほうしがあります。
命中100で相手を眠らせる技ですので、この強さを理解するにはポケモンにおける催眠の強さを理解しなければなりません。以下少し催眠の話をします。理解してる方も多いと思われますので、ご存知の方はPGLデータのところまで読み飛ばしてください。
ポケモンにおける眠り状態は、相手の技により眠らされる場合と、技ねむるを使用した場合で仕様が異なります。
ねむるを使用した場合、眠っているターン数は固定ですが、今回は相手の技で眠らされる場合(当然きのこのほうしを使用された場合も含みます)の話をします。
相手の技でねむらされた場合、2ターンから4ターンの間、眠り状態を維持します。ちょっとわかりにくいので、簡単に言うと、
ねむらされると確実に1ターンは行動不能、さらに最高で2ターン追加で行動不能となるということです。
つまりは、催眠対策がない場合、催眠技があたる前提であれば、催眠技は相手にとっては完全ノーリスクで、運が良ければ圧倒的なアドバンテージとなり、さらに交代されたりした場合も全く問題ない安定択となるということです。
ポケモンにおいては相手が安定行動してれば勝てるという状況をいかに作らせないかといのが非常に重要です。たとえば電気無効ポケモンがいないパーティは相手のボルトチェンジが安定行動になり、そのようなパーティで勝つというのは環境上位では非常に困難です。
キノガッサ対策ではきのこのほうしを安定行動にさせないというのが重要です。
そして、きのこのほうしについてさらに言うと、あくびを除くと唯一命中100で催眠ができる技です。さきほど催眠技があたる前提であればと言ったのはこのためで、結局外してしまうと当然安定行動にはならないのです。
個人的には催眠の弱体化はかなり甘いと言えると思います。1ターンで起きる可能性がある仕様にすべきだと思いますね。素催眠ゲンガーに上位レートで3タテされたりすることもあります。このあたりをうまく調整すればもっとポケモンは面白くなると思います。今でもこれだけ面白いのですから。
話がそれましたがここから本題です
キノガッサのPGLデータを見てみましょう。
持ち物
性格
技
特性
今回も特徴を整理しましょう。
①もちものはほとんど(90%以上)がきあいのたすき どくどくだまも一定数いる
②性格はいじっぱりとようきでほぼ100%、若干いじっぱりが多い
③技は上位4技が驚異の90%越え
④特性ポイズンヒールの割合≒持ち物どくどくだまの割合
ミミッキュのところで上位技4つがこれほど高いポケモンはいないのではないかと話しましたが、キノガッサはもっと極端でしたねw
では型解説です。
①テクニシャン型
持ち物 きあいのたすき
性格 いじっぱりorようき
努力値 A252 B6 S252
技 きのこのほうし タネマシンガン がんせきふうじ マッハパンチ
キノガッサの基本型と言える型ですね。
Sに最大限努力値を割き、上から眠らせる範囲を増やし、かつ高い火力を活かすためAにも努力値を割いています。
この技構成は範囲が広い上、攻撃技すべてにテクニシャン補正がかかり、特性も最大限に活かせています。
ただ催眠対策をするだけでなく、高火力の攻撃技にたいする耐久力も必要になってきます。
きあいのたすき以外のテクニシャンキノガッサは無視していいレベルの個体数と思ってます。しかしようきよりいじっぱりが多いんですね。これは意外な結果でした。
②ポイズンヒール型
持ち物 どくどくだま
性格 ようき
努力値 H252 A6 S252など
確定技 きのこのほうし みがわり
選択技 つるぎのまい、ビルドアップ、きあいパンチ、がんせきふうじなど
Sの遅いポケモンをはめる型です。
上からねむらせて、みがわりをはり、眠ってる間に積み、攻撃するのが基本的な動きです。
つるぎのまいとビルドアップは選択、のこり1ウエポンが多いでしょうか。
対策していない場合の全抜き性能はテクニシャンより高く、数は多くないですが、ある程度意識する必要はあるかと思います。
さて対策です。催眠対策方法が増えてきた現状、眠らせないと機能しないポイズンヒール型は減少傾向にあり、基本的にはテクニシャン型に厚く対策を考えて良いと思います。
カプ・コケコ@デンキZなど
特性 エレキメイカー
性格 おくびょう
努力値 C252 B6 S252
技 10まんボルト マジカルシャイン ボルトチェンジ めざめるパワー
ガッサ対策として最も安定したポケモンとして挙げるにはやや弱いと思いますが、汎用性を重視して筆頭として挙げます。
特性エレキメイカーのおかげで、地に足ついてるポケモンであればきのこのほうしを無効化できます。
上から殴れる上、先制技であるマッハパンチも半減できます。
ガッサ対策はきのこのほうし対策+高火力技対策、きあいのたすきによる行動保障対策が必要です。
コケコであればガッサとの対面をつくれれば、エレキフィールドで後続の催眠対策をしつつボルトチェンジし、たすきであればたすきつぶし、どくどくだま持ちのポイズンヒールなら眠らないので単純に相性上優位な後続で対処できます。
ごくまれにいるスカーフがきついですが数的には無視できるレベルである上、先手を取られた段階で型特定できますので、負けにつながるということはそれほど多くないと思います。
めざめるパワーなど技構成もパーティに応じてアレンジする余裕があり、持ち物も同様ですので、組み込みやすいですね。
ゲンガーなどのさいみんじゅつ、フシギバナなどのねむりごな等、他の催眠技も防げるのが魅力です。
特性 ようりょくそ→あついしぼう
性格 ずぶとい
努力値 H252 B252 S6
技 こうごうせい ヘドロばくだん ギガドレイン やどりぎのタネ
きのこのほうしを無効化、かつマッハパンチ、タネマシンガンの通りが悪く、がんせきふうじもH252振りだけで乱数4発で抑えられ、後出しが安定すると言えるポケモンです。恐らくキノガッサ使いはこいつを見ただけで多少選出を躊躇すると思います。
こちらも技構成などには余裕があり、いろいろアレンジができます。普通の型なら一般的なキノガッサに勝てない構成にはまずならないのではないでしょうか。
私はS3でコータス+フシギバナを使っておりましたが、耐久無振りのメガでないフシギバナですら高乱数で特化テクニがんせきふうじを2耐えしますので、ステロでの襷破壊と合わせて十分ガッサ対策として機能していました。
特性 あまのじゃく
性格 おくびょう
努力値 H244 D12 S252
技 リーフストーム めざめるパワー(炎) リフレクター こうごうせい
記事ではガルーラ、ミミッキュの対策として紹介しましたが、キノガッサ対策の筆頭でもありました。
きのこのほうしを無効化できる上、がんせきふうじでS上昇でき、壁をはったりもできるため、相手の後続に負担をかけやすいです。
もちものもゴツメで、あいてのマッハパンチ読みで出せれば襷破壊ができます。
特性 ぼうじん
性格 ずぶとい
努力値 H252 B244 S12
技 イカサマ どくどく ちょうはつ はねやすめ
S1や、6世代で幅広く活躍してくれました、バルジーナ。
優秀なのは高耐久な上、飛行タイプなので、地面無効化でき、耐性面でほかのガッサ対策とは違うため、パーティによっては採用しやすいです。
きのこのほうしは特性ぼうじんで無効化します。
挑発と再生回復もちの高耐久、さらに悪タイプなのでいたずらごころによる優先度つきの補助技は無効化でき、ポテンシャルは高いです。種々の害悪に強いのは魅力。
特化がんせきふうじを2耐えでき、後出しで安定して倒せます。
フェアリー環境の逆風がありますが、そこを裏でどうするかがこのポケモンの課題ではあります。
今回の記事は以上です。
他には相性上優位なポケモンにぼうじんゴーグルをもたせたり、ねごとを覚えさせる方法があります。前者は持ち物スペース、後者は技スペースを消費してしまうため、汎用性でどうしても劣ってしまいがちです。
キノガッサ対策は構築を考える際は忘れずに施しましょう。対策がないと負けに直結しますのでね。
長文失礼しました。
以下対策記事リンクです
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/02/25/103533
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/02/235614
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/22/000155
オニゴーリの型と対策 環境上位ポケ攻略講座 ポケモンサンムーン
こんにちは。
シーズン4が開幕しましたね。
次の構築記事を書けるパーティが完成するにはまだ時間がかかりそうなので、対策記事を書こうかと思い立ち、自分自身が苦戦するポケモンで何がいたか考えていたところ、このポケモンに行きつきました。
そう、オニゴーリですね。
ある程度のシングルレート経験者なら一度は完敗したことがあるのではないでしょうか。
実際私自身がSMシーズン3にて2000チャレンジを一度回避ゲーで阻止され、これは許してはいけないという気持ちが強くなりました。
これは私の主観も入りますが、オニゴーリに関しては戦術ではなくただの運ゲーだと思っています。せっかく入念に考えたPTがこんなのに負けたら悔しいですよね?
というわけで今回はオニゴーリの対策記事です。
では基本性能です。
種族値 80 80 80 80 80 80 合計480
タイプ こおり
とくせい せいしんりょく アイスボディ ムラっけ
見ての通りほぼ特筆すべきところはありません。特性を除いては。
実際、ムラっけがなかった時代は全くいないポケモンでしたからね。
この特性、ムラっけですが、
毎ターン終了時に発動、
A、B、C、D、S、命中、回避のいずれかのパラメータが2段階上昇、
上昇したパラメータ以外のいずれかのパラメータが1段階下がる
という特性です。
つまり、運が絡みますが、ターンを稼ぐだけで回避まで含めたパラメータ上昇が期待できるということです。回避が変動するように作ったのはなぜなのか…。理解に苦しむところがあります。
オニゴーリの戦術はターンを稼ぐというのが基本になります。こちらはそれを阻止しなくてはいけません。
いつもならここでPGLのデータを出すところです。
やはり倒すためには敵の特徴を知るのは基本ですからね。
しかし、オニゴーリの型といえばほぼ一つしかありませんので、今回は省かせていただきます。
一応、特性はむらっけが100%、持ち物はたべのこしが85%、オニゴーリナイト15%といったところでした。思ったよりはメガオニゴーリ型多かったです。
しかし、メガオニゴーリ型に関してはSMで出会ったことがありませんし、少なくとも上位レートでは無視できる程度しかいないため、省かせていただきます。
この記事を見に来て下さってるあなたも恐らくたべのこし型の対策を考えているのではないでしょうか。
では型解説です。
たべのこし型
持ち物 たべのこし
性格 おくびょうorむじゃき
努力値 H172(16n+1調整) S252 残りDなど
技 まもる みがわり フリーズドライorこおりのいぶき じしんorぜったいれいど
前述のとおり、オニゴーリ対策は基本この型のみを考えれば良いです。
基本的には起点作り要因とセットで選出されます。
起点作りのポケモンとしてメジャーなのは
襷ジャローダと、でんきだまなげつけるガブリアスが多いですかね。
初手へびにらみやなげつけるで相手を麻痺させ退場し、オニゴーリでみがわりを残すように立ち回ります。
みがわりを残して起点にしたポケモンを倒してしまえば、あとは相手とのすばやさ関係に応じてみがわりとまもるを連打してターンを稼ぐというプレイングができます。対策がなければ思うツボです。まもるとみがわりのPPは早急に5にすべきだと思います。
関係ないですがポイズンヒールの回復も16分の1にしてください。開発関係者で誰か読んでくれないかな…。
さて、対策です。
オニゴーリだけを対策するならばそこまで高難度ではありません。
しかし、オニゴーリはKP30位以内にはおらず、一定数遭遇するものの、このポケモンピンポイントの対策ポケモンを入れると勝てないパーティになってしまいます。
汎用性も考慮しないといけませんね。
①ほぼ確実に勝ちが見込めるポケモン
ラプラス@みずZ
特性 ちょすい
性格 ひかえめ
努力値 B252 C252 D6
技 フリーズドライ ハイドロポンプ こおりのつぶて ほろびのうた
氷タイプで零度を無効化した上、身代わり関係なく通用するほろびのうたで流す型です。相手がラス1であればまず負けることはないでしょう。
このような型であればある程度汎用性を維持できると思います。
もちろん、オニゴーリ特化するなら特性シェルアーマーにしたり、耐久にさらに割いた方が良いですが、耐久無振りでもフリーズドライもじしんも乱数5発と余裕があります。
ラス1以外の状況であればむしろ下記のポケモンたちのほうが安定するかもしれません。
ギガイアス@こだわりハチマキ
特性 がんじょう
性格 いじっぱり
努力値 H244 A252 B4 D4 S6
技 ロックブラスト じしん ヘビーボンバー だいばくはつ
こちらは特性がんじょうで零度を無効化した上、みがわりは連続技かつ弱点をつけるロックブラストで突破します。
B上昇がなければロックブラストで確定2発、つまり3発あてればみがわり込みで確定です。
耐久面はじしんで確定4発、フリドラが乱数4発と十分です。
② ①のポケモンほど後出しの安定性はないものの、ある程度勝ちが見込めるポケモン
ゲンガー@ゲンガナイト
特性 のろわれボディ→かげふみ
性格 おくびょう
努力値 H252 D6 S252
とくせいのおかげで逃げられないのがなにより優秀です。
ほろびのうたを打ち、みがわりをはりつつ相手の攻撃を耐えましょう。
汎用性は非常に高く、使いやすいとは思いますが、じしんで乱数2発をとられます。
もうすこしBに割いても良いかもしれません。まもるを入れてもいいかもしれません。
ほろび最後のターンにゲンガーを温存するなら交代が必要になります。ここで零度を食らうリスクがあります。裏に氷かがんじょうがいると安心ですがね。
クロバット@くろいヘドロ
特性 すりぬけ
性格 ようき
努力値 H252 D6 S252
技 ブレイブバード みがわり どくどく はねやすめ
すりぬけでの必中どくどくという強力な個性を持ったポケモンです。
こおりのいぶきで2発圏内なのが難点ですが、はねやすめを上からできれば半減できますね。ヘドロ込み息吹2耐えなどもう少しDに割いても良いかもしれません。
他にはポリゴン2や、タイプ上フシギバナに強いですが、汎用性という点でやや厳しいかもしれません。ゲンガー以上にオニゴーリ対策としては安定していると思います。
特性 すりぬけ
性格 ひかえめ
努力値 C252 D6 S252
技 オーバーヒート シャドーボール エナジーボール めざめるパワー(氷)
こちらもすりぬけでみがわりを無視します。
オーバーヒートは170~200%の余裕の確1です。
スカーフ型で汎用性も問題ないでしょう。S調整が悩ましいですね。
③比較的優位に戦えるポケモン
特性 こんじょうなど→スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 H252 A252 S6
技 ロックブラスト インファイト ミサイルばり じしん
今シーズン解禁で注目を集めていますね、メガヘラクロスです。
無駄の少ない種族値配分でポテンシャルが非常に高いポケモンです。技火力も十分です。環境に刺さるかが少し疑問なところはありますが。
フェイントも欲しくなったり技は悩ましいですね。
零度を一回は避けないといけないのが安定性では若干不安です。
ロクブラ当てれば余裕で倒せますね。
ニンフィア@こだわりメガネ
特性 フェアリースキン
性格 ひかえめ
努力値 H244 B4 C252 D4 S6
技 ハイパーボイス サイコショック シャドーボール めざめるパワー(地)
音技でのみがわり貫通です。
他にはバクオングでもよさそうですね。
耐久も十分で零度のない型であれば安定して倒せるでしょう。ハイパーボイスで乱数圏内です。
めざパのタイプなど技構成は考察の余地があります。
④運次第だがある程度勝てる可能性のあるポケモン
特性 テクニシャン
性格 いじっぱり
努力値 H252 A252 S6
零度がなければわりと安定します。
どろぼうで後攻で身代わりを壊し、バレパンを次ターン入れます。
Bアップには舞で対処します。うまくいけば逆に起点にできますが、零度を避けないといけません。
パルシェン@きあいのたすき
特性 スキルリンク
性格 いじっぱり
努力値 H6 A252 S252
技 つららばり ロックブラスト からをやぶる こおりのつぶて
連続技ですが、火力が若干足りず、素では1発でみがわりが低乱数です。
フリーズドライがなければ安定して勝てるでしょう。
汎用性はここにいるポケモンたちの中でもトップクラスでしょう。
エルフーン@たべのこし
特性 いたずらごころ
性格 おくびょう
努力値 H252 D6 S252
技 ムーンフォース アンコール みがわり やどりぎのたね
先制アンコールで相手の行動を封じる型です。交代際の氷技が辛いですが、オニゴーリははじめのうちほぼまもるかみがわりなので、食らうことはほとんどないと思います。
いたずらごころの弱体化が響いてますが、十分実用性があるでしょう。
⑤対策としては弱いがある程度勝負ができるポケモン
細かい型は省きますが、バシャーモやウルガモスなどがいます。ガモスはさざめきがあれば上記のポケモンたち同様優位に戦えるはずです。
さてこのくらいにしておきましょう。
考えて思いついたオニゴーリ対策はこのくらいです。1匹くらいはパーティに組み込めそうなポケモンがいたのではないでしょうか。
他に、のろいミミッキュ、ドサイドンやアシレーヌなども良さそうですね。
オニゴーリはみんなで撲滅を目指しましょう。
長文失礼しました。
以下対策記事リンクです
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/02/25/103533
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/02/235614
http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/22/000155
シーズン3シングルレート2000達成タスバナプテラ 経緯
2000構築だけ見たい方は読み飛ばしてください。
最初は以下の構築を使ってました。
ムーンフォース、おいかぜ、がむしゃら、アンコール
ヌオーはわんぱくHB@ゴツゴツメット てんねん
じしん まとわりつく じこさいせい どくどく
といった構成です。ほかメンバーは最終構築とほぼ同じです。
コンセプトは、コータスバナのささらない場合裏としてエルフーンドリュウズを使うという形です。悪くなかったのですが、おいかぜのターンコントロールがシビアすぎるせいで、守るなどのあるパーティがあまりに辛く、最高レートは1971止まりでした。写真から確か2連勝したはずです。
また、ヌオーはボーマンダなど大型アタッカー対策でしたが、この型だとみがわりマンダに打点がなく、みがわりされた時点でどうしようもありません。
特殊型のポケモンにはあっさり突破されることもあり、選出がかなり難しかったです。ミミッキュ対策で選出するとのろいミミッキュだったりで、本来の役割すら遂行できず…。
まずパーティ単位でアタッカーミミッキュに厚すぎた結果アタッカーミミッキュを呼ばなかったのが問題でしょうね。
そしていろいろ悩んだ末、変更したのが以下構築です
ヌオーの枠をミロカロスに変更しました。
ミロカロスはかなりいい仕事をしました。特殊耐久がヌオーより圧倒的に高く、汎用性が高いです。ヌオーも強いのですが相手をかなり選びます。
ミロカロスの技はいろいろ試していて、めざ炎、電気、しんぴのまもりなども使いました。
最終パーティで使ってるので詳細はそちらで。
続いて以下の構築を使用しました。
これは2000のったと思いましたwここからオニゴーリに回避ゲーで負けました。それも2連敗。
ゲッコウガAS むじゃき@きあいのたすき
かげうち けたぐり がんせきふうじ 冷凍ビーム
エルフーンの代わりとしてストッパーとして採用しました。カバリザにもわりと強いです。
かげうちの枠はダストシュートの個体も試しました。
しかしこの構築、ポリゴン2が重すぎました。どうしようもなくはないですが、バナかドリでうまく積まないと勝てません。
オニゴーリもきつい上、あくび対策がほぼなく(コータスで受けて爆発で起点阻止くらい)これでは2000に戻れないと判断しました。
とまあこれでも簡略化しましたが、たくさんのポケモンを試しました。
今シーズンタスバナプテラとともに活躍してくれたメンバーを写真で紹介します。
マタドガスやスターミーもなかなかいい仕事しました。今後使うかもしれません。
あくび対策としてマタドガスのちょうはつ、スターミーのしぜんかいふくを活用するためメンバー入りしました。スターミーで3タテという試合もありました。
同様にエーフィも試しましたが、テテフ対策のポケモンに勝てなかったりで、環境的につらい部分がありました。
ブラッキーは環境的にバルジーナよりはまだ使いやすいですが癖が強いですね。フェアリー環境ですからね。
キュウコンとポリゴンZはシーズン1前半戦の、一番最初の記事で紹介した型ですが、ポリゴンのシャドボをじこさいせいに変更いたしました。仮想敵のアローラガラガラなどはほとんどおりませんのでね。
ドリュウズの枠の裏エースとして試してみましたが、若干ドラン対策としては弱いです。
では、この先は最終構築ですので、メインの記事に戻ります。