ポケモンレート環境攻略日記

中堅ポケモンを従えて全力で環境上位ポケモンを倒しに行くブログです。

ポケモン剣盾(ソードシールド) シングルバトル シリーズ2 シーズン3 使用構築 クマドリスタン (最終3桁)

こんにちは

 

TNしゅうと申します。過去作からずっと縛りパで構築を組んでポケモンを楽しんでいます。今シーズンも完全新構築をつくりましたので、よろしければ見て行ってください。

 

残念なのは時間が厳しいことです。1シーズン1か月しかないので、構築を組んで試す余裕はなかなかありません。最終日一日で9000位から850位まで上げた際使用した構築ですので、高いポテンシャルを感じております(このパーティでの勝率は8割程度あります)。

 

また、シーズン2でサイクルにつかれてしまったので、使いやすそうな構築というのも意識して構築しました。おそらく過去作も含めて過去に私が使ったパーティで最も扱いが簡単です。初心者の方にも是非お勧めしたい構築なので、試してみて下さい。

 

縛り詳細については、以下記事をご覧ください。

 

atlasyu.hatenablog.com

 

今回はこれに加え、シーズン2で使用した構築は使用しないこと、また、繰り返しになりますが、初心者でも使いやすい構築にすることを意識しました。

では構築紹介にいきます。

 

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今回の使用構築と最終日終了1分前の戦績、最終順位です。

 

続いてメンバー紹介です。

 

タチフサグマ

 

持ち物 かえんだま

特性  こんじょう

性格  いじっぱり

努力値 H12 A244 S252

技   はたきおとす からげんき ほのおのパンチ かみなりパンチ

 

ダイマックス要員の1匹目です。

基本的に初手選出し、相手をかき乱すのが仕事です。

立ち回りはメンバー紹介の後にしますが、ドリュウズとの選択での選出となります。

 

基本的に初手でダイマックスします。特にアーマーガア等の物理受けは処理が遅れると詰みにつながるので、迷わずダイバーンを選択してください。

ただし、やけど時はからげんきのほうがダイアタックより火力が出るので、Sで勝っており、かつ火力のない相手に対してははたきおとすやからげんきを選択するのもありです(カバルドン等)。

 

以下で紹介するドリュウズはダメージレースでは非常に強いのですが、サイクルを回してくるカバルドンやアーマーガア等に弱いのと、あくび等の状態異常に弱いので、そこを同時に見れるポケモンとして採用しています。

 

Sは準速でちょうど最速ギャラドス抜きになっており、相手のパーティのSによってはイージーウィンが狙えます。2手目でミミッキュがくるとややつらいのが使っていて一番の弱点かと思います。

 

技は壁対策やダイマ時の積みに使えるかわらわりが欲しい場面もありますが、

かばをむりやり突破する、またダイアタックでSを下げるからげんき

一貫性がどりやすく負荷をかけやすい悪技(はたきおとす)

ドヒドイデギャラドスミロカロス等を倒すためのかみなりパンチ

アーマーガアやナットレイを倒すためのほのおのパンチ

この4つがどれも抜けないので、入れるスペースがありません。

 

格闘技にさえ注意すれば抜群の安定感でした。選出率は恐らく50%程度です。

 

 

ドリュウズ

持ち物 じゃくてんほけん

特性  すなかき

性格  いじっぱり

努力値 H44 A132 B204 D116 S12

技   じしん アイアンヘッド ロックブラスト つるぎのまい

 

ダイマックス要員2匹目です。

こちらも基本初手選出でダイマックス前提です。

 

努力値は悩みましたが、Sは最低でもすなかきで1up最速ギャラドス抜きが必要と思います。そして、初手は後攻で受けてじゃくほを発動させたいので、それを考慮した調整です。

 

耐久はいのちのたまギャラドスのダイストリーム耐えかつめがね水ロトムハイドロポンプ耐えを実現したかったこと、それに加え16n-1調整を考慮した結果、耐久値が理論上最高になるH=B+Dと耐久面で差がなかったので、この調整になっています。

 

カバルドンカビゴン、アーマーガア、ナットレイ、ヌオーあたりがきついので、いないパーティでは積極的に選出して初手ダイロックをします(Sを上げるためなので相性上良くなくても基本打ちます)。

 

ダイロックやダイアースは耐久もあがるので、ダイマが切れた後でじゃくほが機能することもわりとあります。

ささるパーティ相手の突破力はすさまじく、3タテを達成した試合も多いです。

 

タチフサグマとの選択なので、こちらも50%程度の選出率です。

 

エルフーン

持ち物 きあいのたすき

特性  いたずらごころ

性格  おくびょう

努力値 C252 D6 S252

技   ムーンフォース みがわり がむしゃら おいかぜ

 

二番手要員の1匹目。

タチフサグマとドリュウズが1匹倒し、ダイマックスを相手が切ったところで出すことになるポケモンです(もちろん、ダイマックスを切らせることができていない場合もあります)。

たすきとみがわりはアンチシナジーに見えますが、襷発動からおいかぜがむしゃらの流れと、ダイマックスターンを身代わりで消費させる流れのどちらも必要な場面があり、この構成になりました。

努力値はCに振ることで火力を補っていますが、これが役に立つことも多く、必要と思われます。

基本的に裏のヒヒダルマにつなぐために、ダイマターンを消費させつつおいかぜして退場を目指します。

 

ヒヒダルマ

持ち物 こだわりハチマキ

特性  ごりむちゅう

性格  いじっぱり

努力値 H6 A252 S252

技   つららおとし フレアドライブ じしん ばかぢから

 

エルフーンとセットのフィニッシャーです。

おいかぜ下の対面性能が高い高火力ポケモンが必要と思い、採用にいたりました(最終日に育成しています)。

ウオノラゴン等も選択肢ですが、ダルマはSが95と比較的早く、準速で最速ギャラドスの上をとれる(おいかぜ下で2up最速ギャラドスの上をとれる)のと、技範囲の広さが魅力的です。

A特化+こだわりはちまき+ごりむちゅうの火力はすさまじく、まともに受けは成立しないのは周知の事実かと思います。

 

技構成は、メインはれいとうパンチとの選択ですが、相手が二匹以上残っている場面で打つ必要があることも多く、ひるみで無理やり受けを突破する場面もあると思われたため、つららおとしを採用しています。

 

フレアドライブとじしんはアーマーガアやドヒドイデ等への打点で必要と判断し、最後1枠で悩みましたが、パーティー単位で重いカビゴン対策のため、ばかぢからを採用しました(実際これのおかげで勝てた試合もあります)。

 

試合時間が長くなりがちな耐久系サイクルをあっさり倒せ、気持ちよくポケモンを楽しめるのでそこが最大の魅力です。選出率はエルフーンと並んで恐らく1位です。

 

ミミッキュ

持ち物 リリバのみ(鋼半減実)

特性  ばけのかわ

性格  ゆうかん

努力値 H252 A252 B4 

技   じゃれつく かげうち のろい トリックルーム

 

見た目が好きなので採用したかったですが、シーズン序盤はトップメタになるのは目に見えていたので使いたくなかったポケモンです。そろそろ使ってもいいかなとw

こちらもエルフーンと選択の2番手要員です。

 

シーズン開始時の構想時点で、相手のダイマックスエースをトリルで切り返したら強いんじゃないかと思い、最も安定したトリル要員(と思われる)として採用しました。

 

基本的に役割はエルフーンと同様で、相手のダイマックスをトリルで切り返して、裏のドサイドンにつなぎます。

 

技構成はコンセプトのトリル、ドラゴンへの打点のじゃれつく、耐久ポケ対策と自主退場技ののろいまでは確定かと思われました。

最後の1枠で悩み、みがわりを採用していた時期もありました(ダイマックスターン枯らしに使います)。

しかし、パーティ単位で先制技がないので、エースの打ち漏らしを処理するためのかげうちの必要性が高く、かげうちで落ち着いています。

持ち物はドリュウズ等を相手に無理やりトリルするための鋼半減実です。ドリュ相手には怯まないことを祈りましょう。

 

Sはトリル下で上をとるため最遅個体です。

 

ドサイドン

持ち物 いのちのたま

特性  ハードロック

性格  ゆうかん

努力値 H228 A252 D28

技   ロックブラスト じしん ほのおのパンチ がんせきほう

 

ミミッキュとセットのフィニッシャーです。

7世代でも使用した好きなポケモンで、採用したいと思っていましたが、トリル下での起用が最適と思われるポケモンです。

 

他に、ダイオウドウやクワガノンも組み込んでみた時期がありましたが、タイプ一致技の範囲や火力不足感が否めず、結局ドサイドンのみが残りました。

 

岩技はみがわりやばけのかわ対策のロックブラスト、安定のメインウエポンじしん、そしてラス1に対して最高火力を出せるがんせきほう(確実に最後一体で使うため、起点になる心配がない場面が多いです)までは確定。ラスト1枠でなやみました。

 

使用機会は少ないですが、ナットレイ等への打点として結局ほのおのパンチを採用しましたが、つるぎのまい等もありと思われます。

 

ミミッキュと同様、最遅個体です。
 

 

メンバー紹介は以上です。

以下選出等についてです。

選出パターンが非常にわかりやすいパーティとなっております。

①初手タチフサグマ+エルフーンヒヒダルマ

②初手ドリュウズエルフーンヒヒダルマ

③初手タチフサグマ+ミミッキュドサイドン

④初手ドリュウズミミッキュドサイドン

 

の4パターンのみ、しかも初手はドリュウズかタチフサグマ、そしてダイマックスするタイミングも基本初手でいいので、悩む要素が少なく、思考が複雑化しやすいダイマックス環境でもわかりやすいパーティです。

さらに対面構築仕様のパーティで、交代という選択肢は基本的にはとらないので、初心者にもわかりやすいと思います。

タチフサグマorドリュウズの選択は前述の通りなので、ダルマとドサイドンどちらをエースに選択するかの話をここでしたいと思います。

 

まず考えるのは、それぞれの技範囲です。

ドサイドンギャラドストゲキッスなどには安定した仕事ができますが、カビゴンやアーマーガア等は原則厳しく、突破困難と考えていいです。

一方、ヒヒダルマは素の火力が高いので、不一致技でも火力が出で技範囲は十分です。

また、おいかぜがなくてもそこそこの範囲の上がとれます。しかし、パーティの性質上、相手の2匹を1匹で相手にする必要がある場面が多く、拘っていて技が一つしか出せない以上、そのときの立ち回りが難しくなることがあります。

 

そしてそれぞれとセットの起点要員ですが、

ミミッキュは、トリルで切り返すので、ダイジェットエースやメタモン等、Sを上げてくる相手にはかなり刺さり、ターンも5ターンと比較的余裕がある一方、自分より遅い相手が種族値上多く、トリルしてからのろいや攻撃技を打つタイミングがないことが多いのが弱点です。

 

エルフーンはみがわりによりダイマックス枯らしやがむしゃらでの削りは優秀ですが、おいかぜでSを上げるため、ダイジェット等Sを上げてくるパーティには弱く、ターンも4ターンで比較的シビアです。

 

総合的には基本エルフーン+ダルマが無難と思われます。この辺の細かい選出に関してはどうしても感覚的なところがあるので、実際に使ってもらえるといいかと思います。

 

今回の記事は以上です。試合時間が短時間で済み、ストレスも少ない構築で初心者にも使いやすいいい構築になったと思います。

長文失礼しました。