ポケモンレート環境攻略日記

中堅ポケモンを従えて全力で環境上位ポケモンを倒しに行くブログです。

ミミッキュの型と対策 環境上位ポケ攻略講座 ポケモンサンムーン

こんにちは。

記事を書くのは3週間ぶりくらいですかね。シーズン2お疲れ様でした。

実はメインロムでのレートは休憩していて、後半戦はサブロムでさらに縛りを強化したPTでレートやってました。1950まではいけたのですが、イマイチしっくりくる完成度ではなく、公開するに値するレベルではないと思いますので、もうすこし煮詰まったらこのブログで公開していく予定です。

さて、近況報告はこのくらいにして本題にはいります。

本日シングルレートシーズン2の使用率を確認しました。すると、あの主人公がついに3位に降格する異常事態。2位に入ったポケモンピカチュウ…ではなくミミッキュでした。

テテフとミミッキュが生き残るのは環境予測記事に書いた通り予測しておりましたが、2匹ともガブリアスを抜くとは予想していませんでしたね。

というわけで3匹目の今回はミミッキュの対策記事です。

ではミミッキュの基本性能です。

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ミミッキュ

種族値 55 90 80 50 105 96 合計476

タイプ ゴースト フェアリー

特性 ばけのかわ

 

テテフと同様ですが、こいつの強さは特性にあります。種族値は7世代一般ポケモンらしいひかえめな数値です。

特性ばけのかわは、相手の攻撃のダメージを一度無効化する特性です(厳密には混乱による自傷ダメでも壊れるようです)。

状態異常は防ぐことはできません。また、天候によるダメージやいのちのたまなどのダメージも防げませんが、これらでダメージや状態異常をくらってもばけのかわは残るというのがこの特性が真に強い点ではないでしょうか。

また、タイプ ゴースト フェアリーは固有のタイプであり、半減タイプこそ少ないものの、3タイプを無効化と恵まれた耐性があります。

攻撃範囲も比較的広いと言ってよいでしょう。どちらも一貫性がとりやすいです。

 

ではPGLのデータを見てみましょう。

持ち物

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性格

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今回も整理したいと思います

①持ち物はフェアリーZとゴーストZで約60%、他に襷、珠と続く。

②性格はいじっぱりが8割弱、ようきと合わせて約98%

③技はじゃれつく、かげうち、シャドークロー、つるぎのまいがすべて80%を超える塔載率。のろい、トリックルーム、おにびなどを搭載している型も散見される。

特に特徴があるのは技でしょう。上位4つが80%を超えるポケモンはメジャーポケモンではいないのではないでしょうか?調べたわけじゃないので予想ですけどもね。

 

では型解説です。

①物理アタッカー型

持ち物 ゴーストZorフェアリーZorきあいのたすきorいのちのたま

性格 いじっぱりorようき

努力値 H6 A252 S252など

ほぼ確定技 じゃれつく シャドークロー かげうち つるぎのまい

選択技 おにびなど(シャドークローかつるぎのまいあたりと入れ替えでしょうか)

現環境で最もメジャーな型といってよいでしょう。

いわゆるテンプレのASミミッキュですね。

ただ、PGLのデータで一つだけ疑問な点があります。

私の体感では、であったミミッキュの8割くらいはZもちです。

ただし、シーズン1環境ではたすきミミッキュが多かったのはみなさんもご存知でしょう。

集計方法がどうなっているのかわかりませんが、恐らくシーズン1とほぼ同環境のシーズン2初期環境のデータの影響を受けているのではないかと推測しています。

 

この型はばけのかわを積みの起点にするために使うことができ、さらにZや襷であれば相手の全抜き体制に入ったエースを阻止するストッパーとして機能するという汎用性に長けた型です。

私のミミッキュも技構成は同じですね。あのカプ・テテフに強いのも高評価です。

 

トリックルーム

持ち物 フェアリーZ、ゴーストZ、きあいのたすき、メンタルハーブなど

性格 ゆうかんorいじっぱりなど

努力値 H252 A252 B6など(Sに振ってる型も散見します)

確定技 トリックルーム

ほぼ確定技 じゃれつく

選択技 みちずれ かげうち   シャドークロー   おにび のろい ちょうはつなど

ばけのかわを活かしたトリル起動要因です。

かたやぶりなど一部のポケモン以外との対面で確実にトリックルームをするという仕事をしてくれます。

技構成には相性のいいちょうはつ、みちずれなどがはいってきます。物理の決定打を奪うおにびも起点づくりにはありかもしれません。

ミミッキュの特徴は特性での行動保障なので、サポートでもAに252振りが一般的です。トリックルームをしてきた場合もZ技の警戒は怠らないほうが無難でしょう。

 

③のろい型

持ち物 ゴーストZorたべのこしorフィラのみorオボンのみなど

性格 ようき

努力値 HS252ベース(Hは16n-1調整などもあります)

確定技 のろい

選択技 まもる みがわり いたみわけ ちょうはつ おにび シャドークロー じゃれつく

 

ばけのかわの耐性を活かしてSの遅いポケモンをはめる型です。

構成例として、のろい、シャドークロー、まもる、みがわり@ゴーストZなどがあります。

ZのろいはHP全回復ができ、Zシャドークローとの使い分けができます。

 

だいたいこんなところでしょうか。

特殊な特性のためさまざまな型が考えられます。

しかし、技構成のところでも触れましたが、上位4技が80%を超える塔載率なので、ミミッキュは基本的にこの型を考慮すればほぼ問題ないと考えられます。もちろんほかの型も対策できれば申し分ありません。

→現状のろい持ちが24%、トリル持ちが17%と型が変化しつつあります。この型を無視するのは難しい環境であると思われ、安定した対策を求めるのであれば一撃で倒すか耐性で優位なポケモンで上から挑発するくらいでしか難しく、以下のドリュウズファイアローを推奨します。 H29.6月25日追記

 

では対策案です。

 

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ドリュウズこだわりスカーフorきあいのたすき

特性 かたやぶり

性格 ようき

努力値 A252 B6 S252

技 アイアンヘッド じしん いわなだれorがんせきふうじ ステルスロック

 

岩技はたすきなら封じ、スカーフならなだれが相性がいいですね。

言わずとしれたミミッキュ対策の筆頭と言ってよいでしょう。

かたやぶり効果で、襷以外のミミッキュをばけのかわがある状態でも確定で飛ばすことができます。

テテフにも強く、リザードンにも比較的強く出れる環境にささっているポケモンですね。ORASでのランク外からSMで30位以内に食い込んできているのはその証拠でしょう。

たすきの場合も性格はようきを推奨します。

理由は、がんせき封じを入れた後に抜ける範囲を広げることもありますが、前述のとおり、ミミッキュは8割近くがいじっぱりようきであれば8割のミミッキュの上をとることができるからです。

 

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ファイアローゴツゴツメット

特性 ほのおのからだ

性格 ようき

努力値 H252 B236 S20

技 フレアドライブorブレイブバード ちょうはつ おにび はねやすめ

 

6世代最強と言えばこのポケモンを思い出す人もなかにはいるのではないでしょうか(もちろんガルーラやゲンガーを思い出す人の方が多いでしょうが)。

はやてのつばさの弱体化が大打撃を受けて環境から激減したポケモンです。

しかし、ファイアローは、ブレイブバードフレアドライブと範囲の広い強力な一致技を2つもっており、さらにちょうはつ、おにび、はねやすめや、つるぎのまいなど補助も優秀で、現環境でも活躍できるポテンシャルはもちあわせていると思います。

今回はほのおのからだ型の紹介です。

ミミッキュ対策に鋼ポケモンを使うと、後出しする場合、交代際につるぎのまいをされると、Sでミミッキュにまけているポケモンであれば、Zシャドークロー+シャドークローで倒されるという大きなリスクを背負うことになります。

ファイアローであれば、交代際につるぎのまいをされても、相手がゴーストZ型以外なら安定して受けられ、ゴーストZ型でもつるぎのまいとZシャドークローの択にもっていくことができます。

このファイアローは最速ミミッキュ抜きですが、Zシャドークローの被ダメージは55.1~65.4%です。つるぎのまい後で鬼火が入っても同じダメージになりますね。

挑発でほかの型のミミッキュにも強く、対面ならほぼ完封できると言えると思います。これもミミッキュより遅い鋼にはないメリットですね。

 

 

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ヌオー@ゴツゴツメット

特性 てんねん

努力値 H244 B252 D12

技 じしん どくどく じこさいせい まとわりつくorがんせきふうじorのろいなど

 

特性てんねんでつるぎのまいによる能力上昇を無視する型です。

素の火力はアタッカーとしては低いレベルなので、能力上昇がなければ受けが比較的安定します。

補正ありミミッキュのZじゃれつく+じゃれつくも確定で耐えるので、安定した後出しが可能です。

唯一注意すべきは約12%いるのろい持ちです。のろいのないミミッキュであればもっとも安定して受けきれるポケモンかもしれません。

ナマコブシでも同様に安定した受けが成立しますね。

持ち物をアッキの実にするとメガボーマンダメガガルーラへの後出しも比較的安定します。

 

今回の記事は以上です。

ミミッキュを単体で対策する場合、環境に存在する全ての型をある程度対策しようとすると、上記のようにタイプや特性、種族値上噛み合った一部のポケモンでないと安定した対策は難しいです。

環境上位にはこのような条件を満たすポケモンは少なく、それがミミッキュが現状環境最上位にいる要因の一つと思われます。相手の全抜き体制を阻止するストッパ機能としてもかなり優秀ですしね。

長文失礼しました。

 

かたやぶりドリュウズを採用したパーティでレート2000達成しました。よろしければこちらもどうぞ http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/05/07/193857

 

 以下対策記事リンクです

カプ・テテフ

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/02/25/103533

リザードン

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/02/235614

ミミッキュ

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/03/22/000155

オニゴーリ

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/05/19/002006

キノガッサ

http://atlasyu.hatenablog.com/entry/2017/06/25/125359